こんにちはモリミヤです!こちらは月9ドラマ「トレース科捜研の男」のキャストについて原作と比較しながら解説する記事となっています。
この記事の目次
トレース〜科捜研の男って?
錦戸亮が演じる警視庁科捜研の研究員・真野礼二が、科学的捜査で犯罪の真実に迫っていく科捜研サスペンス・ドラマです
■放送日時:2019年1月7日(月)よる9時から
■放送局:フジテレビ
■キャスト:錦戸亮(真野礼二)沢口ノンナ(新木優子)船越英一郎(虎丸良平)
トレース科捜研の男は原作のマンガがあります
トレース科捜研の男はの原作は「トレース 科捜研法医研究員の追想」というタイトルの漫画で2019年1月現在5巻で発売しています。ちなみにまだ完結していないため、ドラマの最終回は原作と異なる可能性があります。
原作とは結末が違いそうな科捜研の男ですが登場人物も原作とは異なる部分が多そうです。
トレース科捜研の男のキャストを原作を交えて紹介!
錦戸亮(真野礼二)
錦戸亮は「関ジャニ∞」のメンバーです。錦戸さんは98年から俳優として活躍していて主な作品だけでも以下のようにたくさんあります。
- 映画
『ちょんまげぷりん』
『県庁おもてなし課』
『抱きしめたい -真実の物語-』
『羊の木』 - テレビドラマ
『てるてる家族』
『1リットルの涙』
『ラスト・フレンズ』
『流星の絆』
『犬を飼うということ〜スカイと我が家の180日〜』
『全開ガール』
『パパドル!』
『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』
『ごめんね青春!』
『サムライせんせい』
『ウチの夫は仕事ができない』
『西郷どん
このように錦戸さんの俳優歴が長いので今回の主演にも期待がかかります!
錦戸亮が演じるのは「真野礼二(まのれいじ)」小学校の頃に一家を全員殺された凄惨な過去をもっている影のある主人公。ちなみに、真野の年齢は31~32歳で、1984年生まれの34歳の錦戸亮に近いですね。髪型はともかく顔立ちも似てます。
で、真野は警視庁の刑事部に属する「科学捜査研究所」通称、科捜研のエース研究員です。科捜研は犯罪の事実関係(誰が犯人かなど)を主にDNA鑑定の結果で証明する仕事です。
「僕は誰の言葉も信じない」
「キモチワルイネ」
というのが決め台詞で。真野は一見すると淡々としていて冷たいのですが、憶測や感情で物事を決めるけることを何よりも嫌い、客観的な鑑定結果のみを信じてひたすら真実(犯罪の事実関係)を追求するストイックさを周囲に見せつけます。
やや浮世離れしており自分の信念を決して曲げないので科捜研に依頼に来る刑事と衝突しそうになることもよくあります。
しつこいくらい真実を探ろうとするのは刑事事件で犠牲になった被害者のため。クールな顔と言動の下に熱い情熱を秘めた男です。
原作の「トレース 科捜研法医研究員の追想」の一番の見どころは暗い過去を背負った真野のストイックさなので錦戸亮がカッコいい真野礼二を演じてくれることを期待しています!
新木優子(沢口ノンナ)
新木優子は1993年12月15日生まれの25歳。女優・ファッションモデルをされていて映画やTVでドラマで活躍しています。有名なのは下記の映画ですね。
- インターン!(2016年)
- 僕らのごはんは明日で待ってる(2017年)
- 悪と仮面のルール(2018年)
新木優子が演じるのは沢口ノンナです。まずこの沢口ノンナという名前が気になりませんか?これは木曜ドラマ科捜研の女のパロディです。
科捜研の女の主演の沢口靖子さんから取ってますね。
沢口靖子+科捜研の女=沢口女
沢口女をもじって、沢口ノンナというわけです笑
原作を読むと「科捜研の女」のドラマのネタが描かれており原作の作者さんが「科捜研の女」が好きでリスペクトしておられるんでしょうね。
で、沢口ノンナがどんなキャラクターかというと科捜研2年目の新人研究員で、喜怒哀楽のはっきりした明るい女の子です。エースの真野礼二とコンビを組んでかなり悲惨な事件の真実解明のために前向きに努力しています。
超有能だけど空気が読めず周りと衝突する真野を抑える女房役であり、科捜研のムードメーカーのような欠かせない女の子です。
ノンナは真野が何故、執拗なまでに仕事の範囲を越えてストイックに真実を探ろうとするのか彼の心の内が気になっている様子です。
ノンナはちょっとおバカで活発なキャラクターなので、落ち着いた雰囲気の新木優子とはキャラが違うかな~と思ってるんですが、ドラマの沢口ノンナは頑張って元気な演技にするのか、あるいは原作とは違うオリジナルな役作りをするのか気になるところです。
船越英一郎(虎丸良平)
「2時間ドラマの帝王」「サスペンスの帝王」などの異名と持つレジェンド俳優。船越さんは刑事役のイメージがめちゃめちゃ強いですね。バラエティも出てますが本業は役者さんです。
虎丸良平(とらまるりょうへい)は江戸っ子のような人情派で熱い刑事のアニキです。犠牲者に手を合わせるシーンがよく描かれていてめちゃめちゃいい人です。
また、虎丸は錦戸亮が演じる真野が小学生の頃に一家を殺された事件に関わっているため「科捜研の男の」重要なキャラクター。しょっちゅう真野がいる科捜研に事件の遺留物を持ってきて鑑定を依頼しにきます。
原作では40代半ばなのですが船越さんだと年齢が一回り上なので原作とは違うキャラになりそうな予感がバリバリです。
とりあえず刑事ならじゃあ船越さん!って感じでキャスティングしてません?大丈夫ですか?
小雪(海塚律子)
小雪さんは有名すぎて説明するまでもないのですが、
- ラスト サムライ (映画)/2003年
- 僕と彼女と彼女の生きる道 (フジテレビ)/2004年
- ALWAYS三丁目の夕日 (映画)/2005年
- エンジン (フジテレビ)/2005年
などの作品で知られる超綺麗なお姉さんというイメージの大女優さん。
海塚は科捜研の科長です。原作だと男性で安倍晋三みたいな顔で「なのね~」が口癖の優しい上司。エースの真野礼二に新人の新人の沢口ノンナの指導みコンビを組ませたのも彼です。
ドラマでは若くして科長を務める女性でクールだけど面倒見が良い、錦戸亮(真野)の理解者というポジション。
男女逆転してますが、科捜研でも浮いている真野の理解者というところは原作と同じです。
山谷花純(沢口カンナ)
山谷花純は1996年12月26日生まれの22歳。2008年から活動している若手の女優さんです!映画にたくさん出ていて最近の作品は以下。
- N.Y.マックスマン(2017年)
- チェリーボーイズ(2017年)d
- 劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2018年)
- 耳を腐らせるほどの愛(2019年予定)
ヒロイン新木優子(沢口ノンナ)の妹が沢口カンナです。カンナは新宿警察署の会計課事務で働く女子です。
女子力の低い姉に比べてモテる女の子。姉のノンナを「ノンナちゃん」と呼び可愛がり、姉と真野との恋の行方を勝手に煽り応援するおせっかいな妹ちゃんです。
千原ジュニア(壇浩輝)
千原兄弟のボケ担当であり、バラエティ番組でもしょっちゅう出ておられる千原ジュニアです。超有名なお笑い芸人さんがドラマに出るということで話題になりそうです。
千原ジュニアが演じるのは若くして警視庁刑事部長の上り詰めた壇浩輝(だんひろき)です。壇浩輝は錦戸・新木・船越に次ぐくらい重要なキャラクター。錦戸亮(真野)の過去と大いに関係があります。
原作ではキーキャラとして不気味な存在感を放ってる壇。千原ジュニアのルックスは似てると思いますが、原作の狂気じみた雰囲気が千原ジュニアに出せるかは疑問です。
千原ジュニアだとどうしたってお笑いのイメージが強すぎるので演技がギャグっぽくならないといいですが……笑
矢本悠馬(猪瀬裕人)
矢本悠馬さんは俳優で彼が出演したドラマや映画はヒット作が多いと評判です。映画「ちはやふる 」シリーズが有名です。
科捜研の男で矢本さんは船越英一郎(虎丸)の部下という役周りです。
原作では猪瀬というチョイ役の刑事はいるのですが、ドラマのように虎丸の部下という設定ではありませんし、原作とは別キャラで名前だけ借りた感じですね。
その他のキャスト
- 山崎樹範(相楽一臣 )
- 岡崎紗絵(水沢英里 )
- 矢本悠馬(猪瀬祐人 )
- 加藤虎ノ介(沖田徹 )
- 遠山俊也(市原浩 )
- 篠井英介(江波清志 )
これらの登場人物はドラマオリジナルのようです。原作に該当するキャラクターがいませんでした。
原作ですと、主人公真野とヒロイン沢口が働く科捜研では、オネエの清松トオルやカッコいい先輩の水田マリコなど愉快なキャラクターが揃っています。なんというかみんな性格が良くて可愛いです。
原作の科捜研はの面々は楽しそうなのでドラマは再現してなくて残念ではありますが、ドラマはドラマで錦戸さんの演技力的な期待から面白くなりそうなので別物になっても楽しめそうです!
原作は原作でかなり面白いのでドラマを見て原作が気になった方は読んでみることをオススメしますよ!
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