アマデウス“紅莉栖”エンド「盟誓のリナシメント」の感想・ストーリー解説について書いた記事です。
この記事の目次
【盟誓のリナシメント】ネタバレ感想
鳳凰院凶真復活が熱い!
このシナリオはこれに尽きるでしょう。鳳凰院復活のエピソードで気になった点をいくつか。
ゼロの鳳凰院凶真はゼロ岡部が頑張って演じてる感じがあって前作の純粋なバカ(笑)とは違うのが声優・宮野真守の芸コマ。
ゼロは前作のように岡部以外だと紅莉栖とダルくらいしかラボの作戦にまともに参加していなかったのと異なり、ほぼ全員のメンバーが結束しているので燃える!悪く言えば前作のルカ子やフェイリスなど名ばかりラボメンで蚊帳の外でしたからね。
ゼロ版のほうが世界線を変えるために闘うラボのメンバーらしいのはポイント高いと思います。
シュタインズゲートゼロ2036年編はダイジェストすぎる、でも「るかにいさん」は良かったよ!
いきなり2036年に場面が変わって壊滅したアキバが岡部の前に現れます。この急展開には驚き。シュタゲ本編で未来の話を見せるのは非常に新鮮でした。
しかしずいぶん駆け足に話が進むためダイジェストのようで残念。2036年編、ちょっとはしょりすぎじゃないですかね?
男らしくなったルカ子(鈴羽曰く、るか兄さん)は「ずいぶん鍛え直したな」というカッコいい声になっており良かったです。全編この声でやって欲しいくらい気に入りました。
治安部隊に襲撃からまゆりとフェイリスを守るためルカ子が足止めするシーンがありますが、ルカ子はどうやって戦うんでしょう?ゲームでは戦闘の描写はないので不明。
普通に考えたら銃ですけど刀で応戦するのかもしれません。岡部に教わった清心斬魔流という流派は、中二病設定なので斬魔流の必殺技を繰り出したりはしないと思いますが。
イケボになったルカは良かったものの、いきなり未来になって登場するや否や戦闘シーンもないまま死亡って話が急すぎて感動する以前に頭が追いつかなかったです。
廃墟の未来を岡部に体験させるのは、やる気のないゼロ岡部が変わるきっかけを与えるエピソードなのはわかるんですが、淡々とイベントをこなしている感じであり味気なかったです。
「“紅莉栖”をAmadeusから開放する」というフレーズの違和感
「紅莉栖をアマデウスの呪縛から開放してやってくれ」
この台詞、僕は何だか腑に落ちません。
このチャプターは岡部たちが第三次大戦の原因になるタイムマシン理論(アマデウス紅莉栖の記憶データ)を消去するために奮闘する話なのですが、気になるのは岡部たちが消去しなければならない人工知能アマデウス紅莉栖に対する扱い方。
他にも真帆に対する岡部の台詞で「紅莉栖を冷たく昏い(くらい)箱の中に閉じ込めておいて君は平気なのか?」といったものがあります。
この「死んでしまった紅莉栖が無機質な人工知能にされて冷たい電脳空間で生かされているのは可哀想」とでも言うような言い方に違和感を感じます。
そもそもAmadeusは人間の記憶をデジタル化して動かすAIですし、それを積極的に作ったのは真帆や生前の紅莉栖です。
なのに人の記憶をデジタル空間に閉じ込める事自体が冷酷な行いだ!だから、紅莉栖の記憶を電脳空間から開放してあげよう。みたいな流れになってるのは変ですよ。
それとアマデウス紅莉栖本人的にも、自分が冷たい箱の中に囚われているといった被害者意識はないと思います。
確かにアマデウスは肉体のないAIですし、研究のために生かされているような存在ですから自由は少ない思います。でもアマデウス本人がその立場について嫌だとか辛いとか語るシーンはゲーム中で一切ありません。
むしろアマクリは永劫回帰のパンドラや私秘鏡裏のスティグマなどで結構AI人生を楽しんでいたように見えました。
紅莉栖本人より素直でお茶目な性格なので真帆先輩の岡部との色恋をおちょくったりして人生を謳歌してました(おい)
つまり、以上をまとめると、
①人間の記憶をデジタル化した人工知能自体は、非人道的だとか冷酷だとか、そういったモノではない。少なくとも真帆や岡部はリナシメント以前ではアマデウスの肯定派として描かれていた。
②アマデウス“紅莉栖”本人がモルモットにされているといった被害者意識は持っていない。
ですから、このチャプターを自然な流れにするなら「AIとはいえ、アマデウス紅莉栖は仲間なので彼女を殺すのは辛いけど第三次大戦の火種になってしまうから涙を飲んで岡部や真帆は彼女を完全消去する決断をした」といった進み方のほうが良かったと思います。
ネタバレ【盟誓のリナシメント】はどんなストーリー?
一言で言うと、やる気なしだった岡部が2036年の酷い未来を実際に体験することで本気になり、ついに鳳凰院凶真が復活。第三次大戦が起こる未来を回避するため動き出すシナリオ。
ストーリーは二律背反のデュアルの続きです。かがりに植え付けられた紅莉栖の記憶を消去することで再び世界線は変動した。
岡部の記憶はプツンと途切れ25年後の2036年で目を覚ます。この世界線では岡部はストラトフォーに拉致され紅莉栖のタイムマシン理論を聞き出すために拷問を受け続け精神崩壊してしまった。
岡部がダル達に救出された2025年では廃人同然で11年間眠ったままだった。2011年に真帆がバックアップした岡部自身の記憶データをサルベージしたダルは本人に記憶をダウンロード。
目覚めた岡部が見た光景は第三次大戦で破壊しつくされた秋葉原の廃墟と積み重なった死体の山。
岡部復活に喜ぶまゆり達だが反政府勢力と見なされてる彼女らは襲撃を受けルカ子が岡部の目の前で命を落としてしまう。ひどすぎる未来を実感した岡部は、何とかするべく真帆が作ったタイムリープマシンで2011年に戻る。
戻った岡部は封印していた鳳凰院凶真を蘇らせ、真帆やかがりをラボメンに正式認定。仲間たちの前で確定された未来を覆すことを宣言する。
具体的にはストラトフォーやダーパ(DARPA)らが奪い合うタイムマシン理論のデータを完全に抹消する。
そのため、岡部の指示でヴィクトルコンドリア大学のサーバーにハッキングを開始するダルだった。
『盟誓のリナシメント』シナリオまとめ①(長文です)
1.かがりの記憶上書きを実行したことで、世界線が変わった。
2.岡部の回想。ラボには紅莉栖はじめ、おなじみのラボメン7人がいた。
3.夢から覚めた岡部。彼は見知らぬ暗い部屋に寝かされていた。
4.部屋を出て屋外に出ると、廃墟と化した街を目撃する。
5.武装した男達に襲われたが鈴羽に助けられる。
6.鈴羽に連れられ向かった施設には中年化したダルがいた。
7.時は2036年。戦乱の渦中。岡部は2011年1月までの記憶しかない。
8.2011年1月に取った岡部の記憶データがどこかに消えてしまった。
9.2025年、紅莉栖のノートPCはストラトフォーの手に渡っていた。
10.PCのロック解除ができなかったストラトフォーは岡部を捕まえた。
11.タイムマシン理論を聞きす為あらゆる手を使われ岡部は心を壊された。
12.2025年に確定したという岡部の死は精神の死だった。
13.救出された岡部は、眠った状態で2036年までまゆりらが世話をした。
14.半月前に、岡部の記憶データ発見、上書。25年を経て目覚めた。
15.オカリン復活の報を聴き喜ぶまゆりたち。今からこちらに来るという。
16.偽の情報に騙され、襲撃。まゆりとフェイリスを守り、るか死亡。
17.過去の岡部の伝言「紅莉栖を『Amadeus』から開放してやってくれ」
18.『3000回』のタイムリープを繰り返し2011年まで戻る岡部。
19.記憶がデジタルの自分は人間か?と悩む岡部。漢らしく励ます真帆。
20.実際に2036年の悲惨な世界を自ら経験し、岡部はやる気になる。
21.今までの不甲斐ない自分にケジメをつけるため鈴羽に殴ってもらう。
22.鳳凰院凶真、超復活!真帆『009』、かがりを『010』に認定。
23.第三次大戦の回避、確定した未来を粉砕する!とラボメン達に宣言。
2025年の死は“確定”していなかった
世界線が変わった後、ラボの夢から醒めたオカリンが目を覚ますと何と、25年もの年月が経過していた…。今は2036年。第三次世界大戦は終わったものの、50億人以上が犠牲になり、東京の人口も1/10にまで減少していた。
前作からβ世界線のオカリンは2025年の死が“確定”してると言われてましたが、全部ダルのウソでしたー!っていうお話。鈴羽すら騙されていた。2025年に
ストラトフォーの拷問にかけられ、精神を破壊されたオカリンは、
2036年までずっと眠ったままだった。ようやく目覚めた岡部が見た世界は、無惨な廃墟と化した秋葉原の街だった。40代になったダルに再会する岡部。
彼は過去の岡部から預かった伝言を伝える。
「紅莉栖を『Amadeus』の呪縛から開放してやってくれ
」
真帆「私のことを“真帆”って呼びなさい」
3000回にも及ぶタイムリープで2036年から2011年に帰って来た岡部。かつての
『“狂気”のマッドサイエンティスト』の名は伊達じゃないですな。そんな岡部は、
タイムリープの際に、記憶がデジタルデータに変換されたため、俺は俺なのか?
自分は人間といえるんだろうか?と思い悩む。相談に乗ってくれる真帆。まず、
AIにも感情があり、感情を持ったAIは人間と同じだと言う。真帆が作った『Amadeus』“紅莉栖”は明らかに感情がありますしね。
そもそも、個人を個人足らしめてるのは記憶であり、たとえ一度デジタル化しても、自分の記憶と体を持つ岡部は、まぎれもなく人間。「心配いらない」と力強く岡部を励ます。やだ…この真帆たんイケメンすぎる…。
また、岡部が帰国する前に真帆の力を借りたいと頼むと、条件があると言う。
一つはタイムマシンの調査。もうひとつは
「あなたの事を“オカリンさん”って呼ばせてもらう。それと、私のことは“真帆”と呼びなさい」
と、お姉さん的な口調で話す。真帆はオカリンより年上ですしね。
“鳳凰院凶真”の復活とラボの結束 –Re-Awake–
2036年のこれ以上ないくらいの悲惨な世界を目の当たりにした岡部は、第三次世界大戦を絶対に回避しなければ、と強く思うようになる。ともすれば弱腰になってしまうヘタレな岡部。
自らを奮い立たせるため、今までのケジメをつける為にも、鈴羽に一発殴ってもらうオカリン。手加減無しの鈴羽のグーパンで吹っ飛ばされる。
まゆりや皆が心配そうに岡部を見やると
「フフフ…」
「ククククク…」
「フゥーハハハハハハハ!!!!」
「オカ……リン…?」
「違うぞ まゆり…!」
「我が名は…鳳凰院(フォーウォーイン!!)凶真(キョウマ)だッ!!!」
鳳凰院凶真は初めて見る真帆たち3人「うわぁ……」という顔でドン引きする真帆。きょとんとするかがり。鈴羽も困ったような顔をする。この既存ラボメンと新メンバーとの温度差の違いには爆笑しました。
「おい!そこの“ロリっ子ォ”!!!」
「…ん?」
▲どうみてもロリっ子です本当にありがとうございました。合法最高!!
STEINS;GATE 0【盟誓のリナシメント】より
「ここで“ロリッッ子”!と言えばお前しかいないだろう!」
“ロリっ子”の言い方がww 溜めすぎw この芝居がかりまくったウザいしゃべり方はまさしく【鳳凰院・凶真】やったよ!僕らのオカリンが還ってきたんだ!!
「だぁーれがロリっ子よ!誰が!!」
岡部が鳳凰院モードをさらけ出したので真帆もキレた時の紅莉栖みたいなリアクションをするのだった。
やっちまったな……。真帆の前ではまともな紳士大学生で通してたのに。そして真帆を強引に“No.009”に認定する岡部。かがりはNo.010(ゼロイチゼロ)に迎える。(004の紅莉栖は不在、005の萌郁は保留。)
「俺たちの目的は予定された未来の粉砕!」そう岡部はラボメン達に告げる。彼らがいるβ世界線では、第三次世界大戦により50億人以上が犠牲になってしまうシナリオが確定している。この収束という“世界の支配構造を覆す”ために再起し鳳凰院凶真。そしてついに結束した“8人のラボメン”たち。
紅莉栖と萌郁はいないが、前作よりずっとラボの結束力が強くて熱い。果たして岡部は確定した悪夢のような未来を覆す事はできるのか!?
▼アニメではシュタゲゼロのハイライトである鳳凰院凶真の復活とラボメンの団結がどう描かれるのか気になる所です。
『盟誓のリナシメント』シナリオまとめ②(長文です)
24.世界線変動の原因となるノートPCと『Amadeus』を消す必要がある。
25.紅莉栖のノートPCとハードディスクは破棄するよう真帆を諭す。
26.真帆の『Amadeus』アクセス権消失、ダルが大学にハッキング。
27.そこには厳重なロックがかかった『Memory』というフォルダが。
28.ストラトフォーにもクラック。記憶移植の人体実験のレポートを発見。
29.『Memory』のフォルダのロックを突破するのに半日を要する。
30.スマホ『Amadeus』アプリは無事。繋げるとこちらの位置は筒抜け。
31.真帆と岡部のスマホに“紅莉栖”を騙す人口無能アプリを仕込む。
32.鈴羽らが、スマホを持ち都内を移動。“紅莉栖”に繋ぎ、場所を通知。
33.紅莉栖のPCは岡部と真帆が所有という情報を流し、連中に探させる。
34.この方法で、ハッキングしている間ストラトフォーの目を逸らす。
35.かがりは、顔が割れているので、由季と一緒にダルの隠れ家に避難。
36.紅莉栖を消す前に、最後に話をする岡部。また会おうと告げる。
37.人体実験のレポートからかがりがモルモットにされた記録が見つかる。
38.かがりが出て行ったと由季の連絡。特定の音楽で動く洗脳をされてた。
39.岡部に連絡。謎の連絡主は、明日、かがりとノートPCの交換を要求。
40.かがり救出のため、岡部と鈴羽は先に乗り込む。場所は電機大の地下。
41.アジトは11号館の地下。潜入経験のある鈴羽が部屋を突き止めた。
42.ドアノブを銃で破壊。更に奧の部屋にレイエス教授が待ち構えていた。
43.椅子に座り、機器を頭に付けられているかがり。呼んでも反応がない。
44.ダルがロック解除する間、時間稼ぎのために鳳凰院を演じる岡部。
45.レイエスは『DURPA』の軍人。抑止力にタイムマシンが必要と言う。
46.紅莉栖の記憶をかがりに、ダウンロード開始するレイエス。
47.鈴羽が突っ込むが肩を撃たれる。レイエスがキーボードを叩く!
48.なぜ?ダウンロード失敗。レイエスが混乱している隙にかがり救出。
49.レイエスが銃を構えるが、鈴羽がレイエスの銃を撃ち落とす。
50.かがりを奪取されたレイエスは自分に紅莉栖の記憶の移植を試みる。
51.ダルが記憶データ削除に成功。レイエスには空の記憶が上書きされる。
52.数日後、『Amadeus』を消したが今回は世界線は変わっていない。
53.世界線変動は、紅莉栖の理論を手にした輩が過去改変をした為。
54.第三次大戦は確定のまま、だがシュタインズゲートへ一歩近づいた。
55.メンバーを追加した新ラボメンバッジを全員にプレゼントする岡部。
56.2011年12月。研究室の後処理に追われていた真帆が久々にラボに。
57.タイムリープマシンにメール機能を追加した。名付けて『D-RINE』
58.『Dライン』は、SERN含めどこにも補足されないようダルに頼んだ。
59.2025年の岡部の死は確定してなかった。世界に騙されていた。
60.世界を騙す事で確定した未来を回避できるのでは?と仮説を立てる
61.その為に、過去からやり直す。『オペレーション・ヘルヘイム』実行!
62.『Dライン』送信!「世界を騙せ、可能性を繋げ、世界は欺ける」
アマデウス“紅莉栖”の意思
モーツァルトの『魔笛』を流した街宣車を街中に走らせることで、この曲で操れるよう洗脳されたかがりを呼び寄せたアンジェラアキレイエス教授。以前のシナリオで、かがりを
狙う仮面の襲撃者が『K6205』と口に出していたり、
かがりの記憶データのファイル名が『K6205』だったのは、かがり用の洗脳音楽がケッヘル番号620の魔笛だったからなんですね。ようやく納得した。
今度はレイエス教授によって、かがりに紅莉栖の記憶がダウンロードされそうに
なる。レイエスが、キーボードを押すが何故か記憶データは上書きされない。
「まさか…こいつ!」
ってレイエスさんが叫んでましたが、“紅莉栖”の事を言って
たんですね。彼女はかがりに害を及ぼさないよう、記憶上書きを阻止してくれた。
そして、かがりの紅莉栖化に失敗し、人質も奪還された上、鈴羽によって銃を
撃ち落とされて、窮地に陥るレイエスは“紅莉栖”に向かって語りかける。
「『Amadeus』(あなた)もかがりじゃなければいいんでしょう?」
最後の手段とばかりに、自分自身に紅莉栖の記憶のダウンロードを強行するも、ダルがレイエスより早く『Amadeus』削除に成功!空のデータが上書きされ、哀れ…全ての記憶を失い、抜け殻になってしまったレイエスさんであった…。
“ラボメンバッジ” Ver. ZERO
紅莉栖の記憶データを巡る騒動は解決した。まだやることはあるが、ひとまず岡部はラボメンたちへのねぎらいか、新しく作り直したラボメンバッジをプレゼントする。よくよく考えるとオーダーメイドピンバッジを友達に配るのって、とても粋な心遣いですよね。そりゃ真帆たんも鈴羽もイチコロになるね。
前作の8人に加え、3人の名前のイニシャルが追加されてます。イニシャルの“H”はNo.009『比屋定真帆』“S”がNo.010『椎名かがり』“A”がNo.011『阿万音由季』11までラボメンNo.が増えましたが、紅莉栖は死去。萌郁はラウンダーなので岡部が外している。だから実質は9人。ただダル嫁こと由季がラボメンってのは少し意外でした。
OPだと真帆と同列でラボメンっぽい扱いだったけど、本編では日常担当で由季にはタイムマシン関係の秘密は教えてないですし、ミッションの蚊帳の外って印象が強い。まゆりルートに至っては由季は別人だし。
“世界を騙せ”
紅莉栖のノートPC及びハードディスク、『Amadeus』を完全に破棄したことで、
これらが悪用される未来は消滅した。だが依然として第三次世界大戦が起こる
未来は“確定”したままだ。
第三次大戦を防ぐために未来から来た鈴羽やかがりがラボにいることが、
その証拠となっている。やっぱり2010年の7月28日に跳んで紅莉栖を助けないと『シュタインズゲート』には到達できない。とはいえ、普通にやっても紅莉栖の
死は世界線の収束によって防げない。中鉢論文がロシアの手元にあるのも問題か。
岡部いわく、「自分の死は2025年に“確定”していると世界に騙されていた」
ならば、逆に世界を騙す事で確定した未来を回避できるのでは?という仮説に辿り着く。その具体的な方法を探すため過去に戻ってやり直す事にした岡部。
この辺のくだりは『アマデウス』の歌詞にありますよね。
「無限回の推論がノイズ吐き出して」→世界を騙す方法を見つけるため、時間を遡って無限回のトライ&エラーを繰り返す。タイムリープマシンがありますからね。困難な道だけど、必ずやり抜くと盟誓を立て再起(リナシメント)した鳳凰院凶真ならやれるはず。
「神さえも欺くロジック」→収束を回避する抜け道。
「約束のあの場所へ」→“シュタインズゲート世界線”
サビの「宇宙もまだ知らないゼロのゲート」これは未だによくわかりませんが、
【トゥルーエンド】までやればわかるかな?
ここで新ガジェット【Dライン】登場。過去にメッセージを送って【SERN】のエシュロンに補足されると、一瞬でα世界線に逆戻りしてしまい紅莉栖を犠牲にした意味がなくなるので、絶対に見つからない送信システムをダルが開発した。
「世界を騙せ、可能性を繋げ、世界は欺ける
」
メッセージ送信!
これを過去の岡部が受信したことで、『交差座標のスターダスト』の世界線に繋がるってことですね。
EDテーマは『ライア』。
なるほど!“世界を騙せ”で終わるから【liar】(嘘つき)か。“紅莉栖を犠牲にしてまゆりを助けた事を彼女には内緒にする”という優しい嘘の事だと思ってましたが、ダブルミーミングだったとは…!
ライアのフル尺も含めシュタゲゼロの曲はサントラに全収録れています。アニメでもゲームのBGMはたくさん使われています。
コメント
岡部がデータ化された状態を観測した部分ちゃんと読んだか?
糞遅コメだがこんな浅いプレイの記事が検索の最初に来てるとか最悪だぞ
コメントありがとうございます。一通り読んで記事は書きましたが、ご指摘の
>「岡部がデータ化された状態を観測した部分」
とは、冒頭の前作のラボメンが全員出てきて岡部が違和感を感じるシーンのことでしょうか?
浅いプレイ記事ということで、ご不快な思いさせてしまってすみません。
折を見てリナシメントを再読して記事の修正が必要そうなら直しますね。
具体的に「この記事はここがおかしいとか」指摘していただけるとありがたいです。
検索の最初に来ているのは僕がどうこうしているわけではなく、Googleの判断なので
Googleに言ってください。
横からすいません
自分も筆者さんの文面に違和感あります、具体的には
「紅莉栖をアマデウスの呪縛から開放してやってくれ」
この台詞、何だかおかしくありませんか?
を含めた説明の部分
ちゃんと全部のストーリー読んでプレイしていたらこうは思わないと思います
きちんと最初からストーリーを何回も全て読み直してみてはいかがですか?
もし全部読むお時間が無いのでしたら、上の方が言われてる様にリナシメントの最初からストーリーを飛ばさずに読むか、文面削除か改変された方が良いと思います
横から失礼します。
岡部さんは最初からただのAIだとは思っていませんでしたよね。
だからこそ、自由のないAmadeus(紅莉栖)を解放したいと思ったのではないでしょうか。
Amadeusを解放するといったくだりが、私も少しだけ唐突に感じました。
岡部さんがAmadeusと紅莉栖を重ね合わせていたのは伝わってきましたが、解放してあげたいと考えるようになる心情の変化が、もう少しわかりやすいと良かったです。
それとは関係ないのですが、
>「神さえも欺くロジック」→収束を回避する抜け道。
>「約束のあの場所へ」→“シュタインズゲート世界線”
>サビの「宇宙もまだ知らないゼロのゲート」
ゼロのゲートがシュタインズゲートで、約束のあの場所は第三次世界大戦のない世界(岡部さんからすると紅莉栖が生きている世界)ということでどうでしょうか。
まだトゥルーエンドまで見ていないので、すでに記事にされていたらすみません。
みなさんコメントありがとうございます。管理人のモリミヤです。
期間が空きましたが、以前指摘いただいた
モリミヤ「“紅莉栖”をAmadeusから開放してやってくれというセリフが変じゃないですか?」
読者さん「いやいやいや、変じゃないよ。よくシナリオ読んで!」
という件ですが、リナシメントを再読したところ、やっぱり前と意見は変わらないです。記事にも若干追記しましたが、僕の主張をわかりやすくするために書き直しはしましたが。
僕の読解力が不足してるのかもしれませんが、「アマクリをAmadeusから開放」って結局どういうことかわかりません。
どなたか、わかる方いたらコメント下さい。
>『アマデウスの呪縛』とは単純に、
>タイムマシンの知識を得るために利用されている状態を指しているのだと思いますよ。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
なるほど!アマデウスの呪縛とはタイムマシン理論を悪用され続ける状態と捉えるとわかりやすいですね。
>アマデウスは紅莉栖のタイムマシンの知識を得るために生み出された存在であり、
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
そうですね!アニメ版でアマデウスは「クリスのTime Machineリロンをキープするための発明サ!」と明言されてましたが、ゲームだとそのような言及はなかったですね。
ゲームでもアニメでも紅莉栖の記憶をアマデウスに留めておくと第三次大戦は防げないので、Amadeusの呪縛=紅莉栖の記憶の悪用ループ状態と捉えたら少しスッキリしました。ありがとうございます!
原作やってから大分経っているので記憶が曖昧ですが、
『アマデウスの呪縛』とは単純に、タイムマシンの知識を得るために利用されている状態を指しているのだと思いますよ。
アマデウスは紅莉栖のタイムマシンの知識を得るために生み出された存在であり、
いずれその知識は奪われ、タイムマシン競争、第三次世界大戦の礎とされてしまう運命にあります。
そんな事を紅莉栖が望まないのは言うまでもないので。
>『アマデウスの呪縛』とは単純に、
>タイムマシンの知識を得るために利用されている状態を指しているのだと思いますよ。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
なるほど!アマデウスの呪縛とはタイムマシン理論を悪用され続ける状態と捉えるとわかりやすいですね。
>アマデウスは紅莉栖のタイムマシンの知識を得るために生み出された存在であり、
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
そうですね!アニメ版でアマデウスは「クリスのTime Machineリロンをキープするための発明サ!」と明言されてましたが、ゲームだとそのような言及はなかったですね。
ゲームでもアニメでも紅莉栖の記憶をアマデウスに留めておくと第三次大戦は防げないので、Amadeusの呪縛=紅莉栖の記憶の悪用ループ状態と捉えたら少しスッキリしました。ありがとうございます!
外から失礼致しますが、一連の流れを見ても些か読解力が足りないように思います。
ゲーム版での言及、と貴方は仰ってますけれど、それは既に随所に散りばめられてます。
オリジナルのクリスが岡部の事を、世界の事を思い、自らが犠牲となる。居ないということが良い方向へ繋がると言う旨の発言を度々しております。
それを据えて考えれば直ぐ分かる事だと思うのですが。アマデウスという状態となっても、自分自身が引き金で惨劇が起こるという事をクリスが望むはずはない→アマデウスという呪いのような存在をそのままにしておいてはいけない。という意味に容易に取れますよね?
記事を書くにはあまりに拙い考察なのでしっかりと各位の考察等を読んでから書かれては如何ですかね。
コメントありがとうございます。
>オリジナルのクリスが岡部の事を、世界の事を思い、自らが犠牲となる。
>居ないということが良い方向へ繋がると言う旨の発言を度々しております。
↑↑↑↑↑↑↑
そうですね。無印で岡部とまゆりのためにβ世界線に行きなさいと言ってましたね。
世界のため~というのは言ってないはずです。オリジナル紅莉栖はβ世界線
でアマデウスが原因で第三次大戦が起こることは知らないので。
アマデウスという状態となっても、自分自身が引き金で惨劇が起こるという事をクリスが望むはずはない。アマデウスという呪いのような存在をそのままにしておいてはいけない。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
確かに「アマデウスの呪縛」を悲劇が起こる呪いとして捉えるのは容易です。
僕の考えをわかりやすく説明するのがむずかしいのですが、
「アマデウスから開放してやってくれ」って発言はアマデウスをオリジナル紅莉栖と同一視してるじゃないですか。
いや、そもそも別人格だよって話。
別人として扱ってたのに「オリジナルの記憶がアマデウスの呪い」で悪用されまくってひどいからオリジナルの記憶を電脳空間から開放してあげよう!みたいな言い方でアマデウスを消す流れがやや不自然だと思うって事なんです。
このシナリオ、いつのまにかAI紅莉栖の存在はガン無視してません?
そうじゃなくてWW3回避のために、仲間のAI紅莉栖を泣きながら削除する流れのほうが自然ですよねっていうことを言いたかった訳でした。
一応断っておくと、上記はあくまでゲーム版に対する意見です。アニメのシュタインズゲートゼロは考慮に入れてませんので補足しときます。
あと記事を書くのに考察力はいりませんよ。拙くても発信すればいいんです。発信すればこうやってフィードバックももらえるわけですし。発信して修正が必要と思えば直せばいいだけなので。
また、他の方の考察はむしろ読まないほうがいいと思う派です。なぜかというと読むと間違いなく影響を受けててパクリ記事になるからです。意図しなくても無意識レベルで影響を受けることは避けられなかったりします。
そんなこんなで長くなりましたが以上です。
今更、原作初プレイしている通りすがりです。
ミニマム脳みそのため、ストーリーと解釈があやふやだったためここを読ませてもらっています。
さて、「”紅莉栖”END」と名づけられたこのENDに釈然としなかったので米欄まで読んでみましたが、少し私見を述べさせてもらいます。
ちなみに米欄で提示されているような Amadeus 紅莉栖(以下”紅莉栖”)の意思(○○のため自分の存在を消したい云々)への言及は的外れだと個人的には思いますよ。
<命題>
岡部にとって、”紅莉栖”が最も救われる選択をしたのがこの”紅莉栖”ENDである
<仮定(岡部の主観)>
・紅莉栖と”紅莉栖”は別人格である
・データの世界は冷たく昏い
・WWW3を防ぎたい
・WWW3のトリガは”紅莉栖”と紅莉栖のPC&HDDの存在である
と、このような前提のもと、
<結論>
「 ”紅莉栖”を削除する」
となるのがこの END すよね。
アニメ版を見てからゲームをプレイしていますが、”紅莉栖”を削除して大団円ってのは何でやねん、と思いますね。
で、あれこれ考えましたが、未来ダルの言ってた、いくつもの未来の先にSG世界線がある、ということで、『一度WWW3の発生しない世界線を作り出した上でSG世界線を目指せば紅莉栖も”紅莉栖”も救うことができる』という意味なのかな、と最終結論に達しました。
となると、この時点で”紅莉栖”は死んでハッピーじゃないため、この END の作りは雑いなぁ、と少し残念に思います。
まぁ最後に紅莉栖と”紅莉栖”が和気藹々としてたら納得するんでしょうね、私は。
コメントありがとうございます!気になった一文を選んで返信させていただきます。
ゲームのイマイチな部分を納得がいくように再構成してるアニメの終わり方が良かったと思いますね。
岡部が“紅莉栖”を削除するときに、再びSG世界線で会いたいということを宣言しているので
>紅莉栖と”紅莉栖”が和気藹々としてたら納得するんでしょうね、私は。
↑↑↑↑↑↑
コメント頂いたように、紅莉栖と“紅莉栖”が同時に登場する「シュタインズゲート2」なるものがあったらいいなと、
いちファンとしては思います。2019年はシュタインズゲート10周年なので完全新作のゲームの可能性もあるかな?と期待してます。もっともシュタインズゲートは過去作との整合性を取りつつ面白い続編を作るのが難しいようですが。
シュタインズゲートゼロの公式資料集にそのような旨の事が書かれていました。