“紅莉栖”との出会い『 STEINS;GATE 0』レビュー2【閉時曲線のエピグラフ】

2章にあたるのが閉時曲線のエピグラフ』です。一見おいしそうな名前ですが、エビピラフじゃないですよ()この章からシナリオが2つに分岐します。

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【閉時曲線のエピグラフ】

『閉時曲線』は、未来の先が過去に繋がっているとする時間モデル。閉じた時間の環。これは、タイムマシンの存在によって過去と
未来がつながってしまった事を表しているのでしょうか?

『エピグラフ』は本の巻頭や章初めに引用される題辞や詩などの一節。同じタイトルの小説のあとがきに、小説版は無印『STEINS;GATE』では語られなかった要素を引用して物語としてまとめたもの、とあります。この小説がベースの『ゼロ』の導入部分として、ふさわしいタイトルといえます。

催眠療法と『スズさんを笑顔にしよう大作戦』

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2010年11月末日。メンタルクリニックで治療を受けるオカリン、催眠療法に
かかり紅莉栖の最期がフラッシュバックする。「俺が!!俺が刺した!!!」
と絶叫するオカリン慌てて催眠状態を解除する心理士。オカリンのライフはずっと0です…。

病院帰りのオカリンを迎えにきてくれたまゆり。フェイリスとルカ子も合流。
テニスサークルに入って合コンしてるんだぞと得意げに話すオカリン。

「フェイリスというものがありながら他の女の子と楽しく合コンだなんて…。
許せないニャ!
というフェイリス。「許せないニャ!」の言い方ww
いつもの超音波のように高い声が急に低音に。相変わらずフェイリスは芸人気質で面白いです。

まゆりが提案した『おぺれーしょん』【スズさんを笑顔にしよう大作戦】
『ゼロ』の鈴羽は子供のころから徴兵されて、何度も激しい戦闘をくぐり抜けて
来たせいで凛々しい性格。前作のちょっとユルくて元気っ子の鈴羽とは違う。

戦時下という過酷な境遇で育ったため、心の底から笑うことが無くなってしまった。そんな彼女を喜ばせるために、ラボでクリスマスマスパーティーをしたいと話す。まゆしぃはホントにいい子です。

“紅莉栖”との出会い

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和光市。真帆たちのオフィスでアマデウスの“紅莉栖”と対面したオカリン。
“紅莉栖”の「はじめまして」ショックを受ける岡部。刺殺のトラウマのせいで、
ひどく緊張し、うまく言葉がでてこない。レスキネン教授に「what’s up?」

と話しかけられ、残念な英会話を披露すると“紅莉栖”から
「岡部さん……ひどい英語ですね…」突っ込まれる。つい以前のような調子で
「黙れ!クリスティーナッ!!!」と切り返す岡部。真帆と“紅莉栖”があ然とする。

「何で私が『クリスティーナ』なんですか?」
「何でもないというに」「でも、何でもないわりには動揺してますよね
真帆も口を挟む。「『クリスティーナ』って呼んでいたのね」
「君もそこに食い付くな」


興味を持つと前のめりになって訊いてくるのが紅莉栖らしい。レスキネン教授の依頼で岡部は“紅莉栖”と対話をする『テスター』を引き受ける。スマホからヴィクトリルコンドリア大学のサーバーにアクセスでき、“紅莉栖”と話す事ができる。何て羨ましいんだオカリン。

逆に“紅莉栖”から電話がかかってくることもありますが、この着信に出るか出ないかでストーリーが分岐するようです。

フブキの見る悪夢

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まゆりはコスプレ友達のフブキ、カエデ、由季と買い物の帰りだった。
フブキこと中瀬克美はまゆりと同い年の明るいジャージ少女。α世界線の鈴羽とちょっと被るけど、α鈴羽よりノリの軽いお調子者キャラでオタクガール。

更にヘンタイ要素あり。ダルをヘンタイの【危険人物】呼ばわりしてて噴いた。
けどフブキ本人も「まゆしぃをペロペロしたーい」とか本人を前にして言っちゃうあたり、あまりダルと大差がないがないような…。

そんな彼女が、由季と別れた後にシリアスな顔でカエデに打ち明ける。
「まゆしぃが死んじゃうんだ…」何でも、夏くらいから毎日色々なパターンでまゆりが死ぬ夢を見るという…。

これは…α世界線で岡部が経験した、まゆりの死の収束
彼女もリーディングシュタイナーの能力を持っているようだが…。

鈴羽と父さん

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▲ダルのHENTAI軽口に対する軍事鈴羽の厳しい突っ込みが笑えます。ダル鈴羽親子は最高。

オカリンが“失敗”してから2010年に残った鈴羽。父親のダルとラボで寝泊まりしていた。ダルは相変わらずのメタボにも関わらずカップメンやお菓子漬けの食生活。さらに昼頃起きてから1日中ネットかゲームをしてゴロゴロしてる。何という駄目人間。そんな父に鈴羽はキレ気味。銃で脅すフリをしてダルを叱る「ひいいいいい!!」と怯えるダルに噴くw

夏コミマ以来、まゆりやダルと友人になった阿万音由季”がまゆりに会いにラボにやってきた。彼女は未来の鈴羽の母親になる女性だ。
「隠れろ!鈴羽」「オーキードーキー!」鈴羽は『タイムパラドックス』の発生を恐れて母親との接触を控えていた。

まゆりを待っている間、ダルと由季が2人きりに。由季はダルのことを気にかけているのだが、何やらダルが挙動不審。ダルはキモオタだが女子が苦手ということは全くない。まゆりやフェイリスと普通に話すし、むしろコミュ力は高いほう。
しかし何故か、由季を前にすると緊張して、ぎこちなくなるダルであった。

鈴羽の願いとオカリンの恐れ

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鈴羽と顔を合わせるのを避けていた岡部だったが、“紅莉栖”にせがまれて
何ヶ月かぶりにラボに足を運ぶ。あれ以来、過去に翔ぶことを拒絶している
岡部。だが鈴羽はそのことを怒る様子はない。

オカリンを責めるどころか、彼のことを気遣う優しい鈴羽。TVのニュースで
ファッションブランドの開店イベントに並ぶ女性客が映る。その映像を見て
「平和だね…こんな光景はあたしの時代には存在しなかった。」と鈴羽。


彼女の生きていた未来ではタイムマシン開発競争が原因で【第三次世界大戦】
が勃発。徴兵された彼女は狂気に身を任せ、敵兵を殺し続けるしかなかった。
タイムマシンを開発していたダル達『ワルキューレ』に加わってからはテロリスト
と見なされ警察や治安部隊に追われ、もっとひどい戦闘が続いたという。

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「この世界線の行き着く先は地獄しかないんだ…。」
その瞳を涙で
濡らしながら訴える鈴羽。オカリンだってわかってる。

岡部は鈴羽の願いを絶対に聞くべきだと理解している。しかし紅莉栖を救うことを考えると、紅莉栖を刺した時の光景が目の前に現れ、全身の震えや吐き気が彼を襲う。頭では鈴羽の願いをわかっていても、感情がそれを激しく拒絶する。

「タイムマシンで過去を改変するのはこの“宇宙の仕組みから逸脱する”ことだ」
岡部は戒めのように話す。実際オカリンはタイムマシンに関わったラボメン達が
悪夢のような出来事に襲われる様をずっと目の当たりにしてきました。

そして彼が歪めた時空を元に戻すためには彼自身が友人たちに過酷を強いる選択
しなければならず、あまつさえ、最愛の女の子すらこの手にかけてしまった。再び過去改変という業に手を出せば、世界を構築するシステムからもっともっと恐ろしい報復を受けることになる。少なくとも岡部はそう考えている。

“ルミねえさん”と忍び寄るライダースーツ

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夜のラジ館で鈴羽はかがりの事を考えていた。オカリンをシュタインズゲートに導く為に2036年から一緒に脱出してきた少女・椎名かがり。以前、鈴羽とかがりは1975年に立ち寄っていた。目的は『IBN5100』の回収。その入手目的は明かされません。前作におい『IBN5100』はα世界線を脱出するために必要なアイテムでしたが、ここはβ世界線。β鈴羽がこのレトロPCを探してるのは何故でしょうか?

鈴はが物思いにふけっていると、ラジ館に誰かがやって来た。鈴羽は最初ダルかと思ったが、それはネコミミを付けた小柄な人物だった。「なんだ。ルミねえさんか。」

ルミねえさんって誰のことかニャ?

「ルミねえさんは、ルミねえさんだよ」「フェイリスはフェイリスだニャ!」
彼女は秋葉原一帯に影響力を持つ立場を利用しマシン隠蔽に協力してくれていた。
「この世界のエレメンタルを“バイアクヘー”の魔の手から守るために協力するニャ!」

相変わらずのフェイリス節炸裂。幼い頃から留美穂を知っている鈴羽だったが、昔から彼女の厨二病にはついていけない。そんな雑談をしていた時、何者かの足音を聞き取った鈴羽。「誰か…居るっ…!」

速攻で追いかけるものの、ラジ館の階段にトラップを仕掛けられ、階段から転がり落ちる鈴羽。真っ黒なライダースーツとフルフェイスのヘルメットの人物はバイクで逃亡。マシンのことが第三者にバレている…。マズい状況です。『レビュー3』に続きます。

『閉時曲線のエピグラフ』からのルート分岐

意地になって攻略情報はググっていません。色々と試して見たところ、
この章の最後あたりで、柳林神社で“紅莉栖”と話すシーンで、シナリオの
【分岐ポイント】を見つけました。

オカリンが一方的に電話を切った直後“紅莉栖”から着信がありますが
着信に出ると、それ以降のシナリオはどうやっても【BAD END】
なルートに収束してしまいます。超バッドエンドと小説エンドですね。

着信を出ずにスマホの【電源を切る】とその後のフブキとカエデと会うシーン
で異なるルートに分岐します。こっちが【TRUE END】に向かう道筋?
続きは下記の記事になります。そもそもスマホの電源を切れることに
気がつかなかった…。