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かがり登場『 STEINS;GATE 0』感想【亡失流転のソリチュード】

大人『かがり』登場回。『ソリチュード』はひとりぼっち。『亡失流転』というのは、1998年に行方不明になった『かがり』の事ですね。シナリオは【閉時曲線のエピグラフ】からの続きです。

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前回までのあらすじ

『閉時曲線のエピグラフ』終盤。柳林神社で“紅莉栖”と会話中のオカリンは途中で気分が悪くなり一方的に通話を切断。スマホの電源も切る。その後、陸橋でフブキとカエデにばったり会う。

 

2人と話をしていたら何の前触れもなく世界線が変動してしまう!突然世界線が変わってしまうシーンの気味の悪さに背筋が凍りました。

【亡失流転のソリチュード】シナリオまとめ

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①世界が再構成。岡部は夜の陸橋で、変わらずフブキらと会話していた。

②都内のホテルへ。レスキネンたちに『テスター』の報告をする岡部。

③報告後、岡部はラボへ。ルカ子が居たが、『来客』のためすぐ帰宅。

④ルカ子帰宅後、岡部とダルは鈴羽の『かがり』探しを手伝うことに。

⑤陸橋。“紅莉栖”に相談中にルカ子たちに会う。彼は客用の買い出し中。

⑥かがり探しは難航。ダルがライターの萌郁に調査依頼。

⑦オフィスから真帆がラボに向かう。『誰かに尾行されていた?』

⑧ラボ。真帆も同席し萌郁の報告。他にも『かがりを探す人物』がいた。

⑨ルカ子が、紅莉栖そっくりな記憶喪失のカナをラボに連れてくる。

⑩カナの持ち物『うーぱ』を見て驚く鈴羽「お前、かがりなの

か!?」

2036年に強制跳躍?

世界線が変わり岡部の目の前には、『世界の終わり』のような景色が出現。空には赤黒い煙がたちこめ、響く銃声と悲鳴。木や車や人が焼ける匂いもする…。バックログを見ると、『Date:2036』の表記が。いきなり未来に飛ばされた…

 

『誰か』が過去を改変したため、世界線が変わったのだと思いますがだったら2010年の別の世界線に移動するはず。それとも、この地獄のような光景は、岡部の記憶なんでしょうか?

 

2036年の悪夢のシーンの後、『亡失流転のソリチュード』のサブタイトル挿入。岡部の目眩とともに、モノクロームの世界がゆらぎ、再構成される。世界線変動前と同じ場面、①のフブキ、カエデと話してるシーンに移行。

 

“紅莉栖”に訊ねてみると、先ほど柳林神社で岡部が通話を打ち切った後すぐに、『かけ直して謝った』という。岡部は『かけ直していない』のに、今の世界線変動で、事実が再構成されていた…。これは……重要な伏線っぽいですね。

『Amadeus』は電気オカリンの夢を見るか?

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②のシーン。2週間でかなり“紅莉栖”と仲が良くなったことを指摘される岡部。レスキネン教授は、“紅莉栖”が岡部に恋愛感情を持つことを期待していると話す。「AIですよ?」と困惑するオカリン。“紅莉栖”の感情はプログラムだと言う。

 

それに対してレスキネンは「それは人間だって同じじゃないか?」反論する。そもそも『Amadeus』は人間の脳を再現するべく作ったシステム。構造が同じでプロセスも同じなら生み出される結果も同じになるという。「機械にも感情はある」と言い切る教授。この話はなかなか興味深いです。

 

報告ついでに真帆がオカリンに訊ねる。「紅莉栖の好きな言葉を知らない?」と。彼女は紅莉栖の遺品の『ノートPC』を譲り受けたのでロックを解除する気らしい。紅莉栖が好き過ぎる真帆。プライベートを知りたい…という訳ではなく、あくまで「研究のため」らしいです。本当かー?本当にそうなのかー?真帆たん。

『ライター萌郁』はやり手?

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『かがり』探しに行き詰まったダルは裏世界に通じてそうな知人に連絡する。すると、即レスでメールが返って来た。その知人とは【シャイニングフィンガー】『桐生萌郁』だった。岡部にとっては忌まわしい危険人物でしかない。

 

β世界線では電話レンジは破棄したのだから、【SERN】にマークされない。
萌郁は『まゆりを殺さない』『殺さない』……何度も何度も自分に言い聞かせる
岡部。このシーン…恐い…。萌郁が帰った後訊く鈴羽。
「オカリンおじさん…?今の桐生って人、知り合いだったの?」

 

岡部は、「いや、知らない人だよ」と言う。α世界線では知り合いだった?」
「………!」「なら、あたしなりに警戒はしておくよ」とだけ話す。流石鈴羽は頼りになるなあ。

 

何でもダルの裏バイトの取材で連絡をもらったのがきっかけで、ダルは足がつかないようにしてるのに、自分に辿り着いた事に感心して知り合いになったそうな。あと美人に釣られて。

 

この萌郁。ダルを嗅ぎ付けたり『かがり』探しの件で、有益な情報を見つけて来たりして、結構仕事ができる人なんでしょうか?前作の萌郁は、『FB』の狂信者で
過激な行動をする恐さがあるけど、スペックはポンコツってイメージでしたが。

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それにしても、0はルカ子が可愛い。何でこんなにグラフィック気合い入ってるんだw

【STEINS;GATE 0】感想【軌道秩序のエクリプス】かがりと覆面の男達
【軌道秩序のエクリプス】の感想と解説をした記事です。この記事は『シナリオの簡単まとめ』+『気になったトピックの感想』で構成しています。

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