マンガ『オカルティック・ナイン』16~18話の感想をまとめて書きました。こちらは【good!アフタヌーン 2017年2号~4号】収録分です。
この記事の目次
ネタバレ無し感想 箇条書き
・未だに明かされないゾン子の正体が気になる。アニメと同じなのか違うのか?
・18話はりょーたすの祖父にしてMMG総帥の徳生様のご乱心っぷりに、全て持っていかれた。作中では言及されてないけどこの総帥はド変態だと思うw
・ガモタンといい、みゅうポムといいあすなといい、マンガ版は性格が少年漫画的で熱血です。
・所々のセリフからバッドエンド臭がするのですが、漫画のTRUE ENDはハッピーエンドになってくれるでしょうか?
・マンガ版はストレートに燃える展開です!アニメも放映が終了し、原作は3巻延期しまくり。ゲームは発売日未定のため、マンガ版『オカルティック・ナイン』を読みましょう。
以下ネタバレ記事につき注意してください。アニメのネタバレも書いてます。
漫画版のガモタンは男らしい
マンガ版ではガモタンが12話で覚醒して以来前向きでカッコイイです。今までずっとサライに黙っていたサライの父(橋上教授)の遺体から抜き取った金歯鍵を持っていたことを正直にサライに打ち明けて頭を下げる我聞君。
アニメ版だとりょーたす(アヴェリーヌ)が金歯鍵の事をポロリと口にしたことでバレて、サライとガモタンがみっともない口論になるグダグダっぷりだったのにw
また橋上教授を拷問して殺したのはやっぱりオネェのマスターイズミンだったわけですがサライがイズミンを倒して仇を取り、父親のことを思い出してしんみりしているとガモタンが「誰も見てないし泣いたっていいんだぞ」とサライの気持ちを組んだ言葉をかける。やだ////何このイケメン!
MMGに拉致されたりょーたすを助けるために「僕は何を捨てても、りょーたすを助ける!!」とゾン子に宣言するガモタンがゲキアツ!熱いのは好みだけど大丈夫かな?“何を捨てても”って死亡フラグに見えるんですが….。
「300人委員会」が葬りし計画と「MMG」の野望
陰謀論に登場する“300人委員会”。科学ADVシリーズのラスボスとしておなじみのこの組織のエージェントだった森塚(漫画版設定)から語られる真実。人類の家畜化を目論む委員会はかつて、エジソンと並ぶ発明家のニコラ・テスラが考案した全世界へのエネルギー供給システム「世界システム」に目をつけた。
世界システムの電波塔を用いて「スカンジウム46」という物質を体内に打ち込んだ人間の魂(電磁気)を管理。ターゲットの思考を盗撮・操作するというもの。(新・世界システム)。思考の盗撮に思考の誘導….怖いですねえ….。「カオス・チャイルド」でもそんなエグイ能力を持つ強キャラがいましたねそういえば。
しかし「スカンジウム46」の人間への適合が難しいことなど諸々の事情から「新・世界システム」は委員会によって破棄された。だが委員会とは全く別の組織、「MMG」は「新・世界システム」を勝手に引き継いで吉祥寺で実験を繰り返していた。
漫画におけるMMGの目的は委員会のように人類を電波塔で家畜化することでははく「永遠の命を得る方法の獲得」というシンプルでわかりやすいものです。スカンジウム46が定着した人間の中で、死後も生前の記憶を持った幽霊(アストラル体)として存在し続けるものがイレギュラー的に発生した。
この事実に目をつけたMMGはアストラル体生成の実験のために256人の思考を操作して井の頭池で自殺させた(ニゴロ事件)。ガモタンたち「オカルティク・ナイン」の面々は実験の犠牲者でありMMGに言わせれば貴重な成功例となった。
成沢徳生ヘンタァァァァイ!!!!!
MMGの総帥・成沢徳生(なるさわとくお)はりょーたすの祖父です。永遠の命の研究が完成する前に、徳生の寿命は尽きようとしていた。そこで、とりあえず自身の延命のために自らの霊体(電磁気)を、霊媒体質である孫娘のりょーたすの体に移し替えて研究の完成を待つという徳生様。
徳生「私は稜歌の肉体を手に入れるのだ」
鷹栖「しかし、お孫様は…」
徳生「ギロッ(凄い形相で威圧)」
鷹栖「」
▲派手なポーズでご高説をキメる徳生様ですが、孫娘のカラダに入りたいだけの変態ジジイに見えますwww りょーたすのワガママバディを手にいれて何をする気だよ徳生様!!! 絶対あのウルトラCカップのおっぱいを揉んだり揺らしたりして遊ぶに違いないぜ!!(ゲスな発想)
永遠の命と並んで、巨乳美少女になりたいというのも男の夢()なんでしょうねぇ…。
そもそも孫娘を平気で犠牲にするような外道だったとはねえ徳生様。どんな老獪な大企業の老害トップでも、孫には甘いものじゃないですか?と思うんですけど、徳生様は人の情がまるでがなかった。最低ですな。ドHENTAIだし(まだ言ってる)
▲ まあこの凶悪な乳を見たら狂ってしまう徳生様の気持ちもわかります()
ついに最終決戦!!だけど嫌な予感が…..
日下部吉柳のアニキは森塚の協力で15話でさらわれた亞里亞ちゃんを救出。(そしてリア充ぶりを見せつけるきりあり)りょーたすは憑依しているゾン子が頑張って自力で脱出。ガモタン達の乗るワゴン車に合流。西園梨々花を除く幽霊の8人とあすにゃーは府中米軍基地跡にある「新・世界システム」の電波塔「オッドアイ」を破壊のために急行する。
ゾン子がオッドアイ破壊のための「武器はアンタ達自身!」と言ったりガモタンが玉砕覚悟だったり森塚が「僕は“残酷な目的”のために日下部と亞里亞を救出した」と言い出したり、嫌な予感がビンビンなんですが….。
まさかオッドアイ破壊には幽霊になったガモタンたちが消滅することが条件じゃないだろうな?日下部と森塚は既にポヤガン(幽霊を殺す銃)で体の一部を撃たれてますし、どうせ消滅するなら死なばもろとも!!なんて展開になったら…イヤだなあ。
少なくともアニメのように幽霊になった彼らが生き返りそうなフラグは立ってませんねえ。マンガ版はどんなラストに着地するのか?どんな結末でも最後まで見届けたいと思います。
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