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「ハハッワロス!幽霊なんかいるわけないっしょ!()」【アニメ】オカルティック・ナイン〈Site 06:アンタの方だったんだね〉 感想

オカルティックナイン6話の感想です。まだ半分…だと…。シナリオのクライマックスぶりは既に終盤の様相を感じさせますねえ。

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〈Site 06〉ネタバレなし感想 箇条書き

目眩がする…。オカルティックナインやらかしちゃったよ!!!

 

①筆舌にし難い残酷描写で全身に悪寒が走る。

②カメラがぐるぐる回るシーンで物理的にも目が回る。

③そしてBパートの伏線解消シーンで絶望を味わう僕。

 

・寺の名前が現実にある延命寺ではなく安命寺になってますね。内容が内容だけに配慮したようです。

・今回はオカルト同人作家の西園梨々花出てこなかったな。

 

・Aパート夜の安命寺のシーン前後。緑色をした月が照らす夜空が美しくも印象的です。綺麗だけどグリーンの空ってちょっと違和感があるなあ。OPのラストにもグリーンの月夜が描かれてますねえ。

 

・Bパート後半、オカルティックナイン前半最大の見せ場で流れ出す音楽(BGM)がドラマチックでとても良いです!うまーく映像とセリフにBGMがフィットしてる。これはサウンドトラック欲しくなるなあ。

 

BD1巻にサントラついてるし。これは卑怯ですね。

あらすじ(公式サイトから引用)

失踪した千津を探して安命寺へ向かった一同。境内に響く不審な音を辿ると、そこには木製の箱を手にしたアルビノの少年が立っていた。満面の笑みを浮かべた少年は、実優羽に向かい「アンタの方だったんだね」と告げる――。

※ネタバレ。ダメ…絶対!視聴前の方は広告の下を見ないでください。

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▲不幸系少女の実優羽ことみゅうポム。みゅうポムが曇る展開ばっかりだなあ。

以下ネタバレ〈Site 06〉の時系列

アバンタイトル【3/4】桐子によるコトリバコの電話解説。ブルゥムーンで聞く我聞ら。

Aパート①【3/4】我聞たち、ブルゥムーンでコトリバコがある場所を調べる。

Aパート②【3/4】亞里亞と悪魔、我聞たちの前に現れる。

Aパート③【3/4】我聞たち、安命寺で相模に遭遇。コトリバコを見たみゅうポム絶叫。

 

Bパート①【3月?】謎の組織、鷹栖の演説① “新・世界システム”について。

Bパート②【3/6】森塚、紅の館で亞里亞に聞き込み。外に出ると日下部とすれ違う。

Bパート③【3月?】謎の組織。鷹栖の演説② 独断の256人処分は相応の対策だと話す。

Bパート④【3/6】ガモタン、自宅でニゴロ事件の犠牲者リストを解読作業中。

Bパート⑤【3/6】森塚、警察署に戻るが同僚が誰も反応せず。喪服の先輩が泣いている。

Bパート⑥【3/6】桐子、編集部に戻るが編集長がスルー。机に突っ伏し泣いてる?

Bパート⑦【3/6】サライ、自宅に戻るがニゴロ事件の報道を見ている母は反応なし。

Bパート⑧【3/6】我聞、自分の名前をリストから解読。TVで犠牲者として報道される。

 

Cパート①【3月?】謎の組織、鷹栖の演説③ 256人処分の理由はバグの感染防止の為。

Cパート②【3/6】鬼崎あすな、誰からかの電話を取る。

マスターイズミンは何者?

お姉系のマスターのイズミンが怪しすぎる。カフェに訪れた亞里亞の言葉からコトリバコが安命寺にあるとわかった我聞たち。彼らがカフェブルゥムーンを出た後「さあ、どうなることやら」と言いながら店の奥に入って行くイズミン。

 

そしてブルゥムーンに亞里亞と一緒に来ていた“悪魔”こと日下部のセリフ。

「あの男、見覚えがある。こんな所にいたとはな。」5話でも陰謀論を全否定するサライに対してイズミンが「陰謀はきっと世界に存在しているわ。そう信じたほうが面白いもの」と話してたのも伏線かな?

 

カフェブルゥムーンの地下に秘密結社の拠点でもあるんじゃないだろうな?イズミン黒幕説も濃厚になってくる描かれ方ですねえ。最初っから敵の手のひらの中だった…という展開はすごくありそうだ。

「僕は未成年だから罪にはならないよ未成年だからね」

罪になるわ!!!!わかってはいましたが、アルビノの少年・相模がやらかしやがりました。やけに繰り返す未成年アピールがうるさい。呪いの寄木細工“コトリバコ”に殺害したみゅうポムの親友・ちぃちゃんの残骸を詰め込むという狂った猟奇殺人を実行。

 

この箱のシーンはトラウマものです。雑に作ったコトリバコはギィ…ギィ…という音がする。箱に無理やり詰め込んだためか、相模が手でフタを抑えていないと中身が飛びだしそうになっている描写が…相当エグい。チラ見せではありますがグロテスクな中身の絵もありました。

 

箱を開けたみゅうポムの手には、ついてはいけないものが付着してしまう。こんなのドン引きですよ。みゅうポムがかわいそうでならない…。

 

アバンタイトルの桐子のコトリバコ説明シーンで      これ以上の箱の呪力は危険なほどに強くなると言われている」のセリフで挿入される人の口元のカット。桐子?じゃない。ほうれい線があるし。

 

謎の人物の口元の絵のあとに映るアップのリアルな描写の目も誰のものか不明。その目だれの目?まつげからして女性でしょうか。

姿を見せる巨大な陰謀と“鷹栖”(たかす)の演説

ついに井の頭公園のニゴロ事件を起こした黒幕組織が出てきました。饒舌に演説をするスーツの男の名は鷹栖。鷹栖が語る、“新・世界システム”は不老不死を実現するための技術。命とは個人個人の持つ記憶と意識から構成される電気エネルギー。これが肉体から離れたものを霊体・アストラル体と呼ぶ。

 

どうやら個人の電気的データの保存はすでに可能だが、“時間の牢獄”の問題(絶対時間と相対時間がシンクロしない。)がネックのためアストラル体で生きているといえる状態は実現できていないようだ。ムムム…“時間の牢獄”というのは具体的にはどういう課題なのかわからない。

 

だが橋上教授から奪った未発表論文「霊界化する世界と時間」に“時間の牢獄”を脱するヒントが隠されていた。この研究結果によって霊界の時間を現実世界とシンクロさせることが可能かもしれない。

 

“新・世界システム”実現のために組織によってモルモットにされていた第一世代、というのはニゴロ事件で殺された256人。鷹栖曰く、数名のバグが見つかったためバグが感染する前に独断で処分した。数名のバグというのは、我聞たちのことですかねえ?

「ハハッワロス!幽霊なんかいるわけないっしょ!()」

「幽霊なんかいるわけないwww」オカルトを小馬鹿にしていた主人公・我聞悠太自身が実は幽霊だったという皮肉。オカルト否定派が幽霊の存在を証明しちゃいましたね。森塚、桐子、サライも死亡確定。彼ら他の人に存在を認識されてません。

 

亞里亞も同じく。5話で「悪魔の声が前よりはっきり聞こえるようになった」と話してたのが伏線の一つです。幽体離脱した日下部の声がクリアに聞こえた、ということは自らも霊体になったからでしょうね。だったら日下部の姿が見えても良さそうなものですけど。そこは何らかの説明があるかな。

 

3月1日に既にニゴロ事件で知らぬ間に消されていた主人公たち。これがまだ半分というのが凄い。どうやって話に決着を着けるんでしょうね?オカルティックナインは科学アドベンチャーシリーズの系譜。魔法みたいな事は起きないので安易に死んでしまった肉体の蘇生はできないでしょう。

〈Site 06〉あとがき

asuna▲Cパートで顔見せした“鬼崎あすな”

アニメ・オカルティクナインOP映像より引用 © Project OC9/Chiyo st.inc

 

「オカルティック;ナイン」とタイトルで銘打っていながら登場する10人目の主要キャラクター。鬼崎あすなちゃん。どんな役回りになるのかとても気になります。コミカライズでは既に大活躍ですがw

▼“あすにゃー”ことあすなについてはコミック版の記事で書きました。

“サイコメトラー捜査官”鬼崎あすな『オカルティック・ナイン』【コミック版】13話感想
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おそらく主人公らの皆殺しは序の口。過去の作品のシナリオ展開からすると更なるどんでん返しがあると思いますよ。第七話からは原作が未発表の領域のため先の展開がとても楽しみです。オカルティックナインの後半に大注目です。

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