マンガ『オカルティック・ナイン』14話感想です。14話は【good!アフタヌーン 2016年12号】収録分で
14話 ネタバレなし感想 箇条書き
▲「HENTAI!!」頂きましたー!これであすにゃーが一押しになりましたよ僕(チョロい
・脱衣所にいた鬼崎あすな(あすにゃー)を覗いたガモタンは怒りのあすにゃーキックを放たれる!あすにゃー!その蹴りはまずいっ。見える!!見えちゃう!!!いいぞもっとやれ!!1
・トラウマに精神を侵食される実優羽(みゅうポム。)今回もグロテスク描写ありにつき注意です。
・トラウマのせいで11話からしばらくふさぎ込んでいたみゅうポムが頑張りました。きっかけを作ったのはあまり接点がなかった西園梨々花。梨々花の思惑が読めない。この女…何を企んでいる?
・暴走する相模少年がヒャッハーしてて最高にいい悪役してました。目が白黒反転しとるし、だいぶイッてるなコイツは…。
広告の下はネタバレ記事につき注意してください。
恋する“あすにゃー”
▲「森塚に会いたい」というあすながカワイイです。
警察関係者である鬼崎あすなに事件の重要な情報を伝えるため、カフェブルゥムーンに招待するガモタン。さっそくナチュラルに彼女を“あすにゃー”と命名し仲間に引き込むガモタン。ガモタンやるなあ。我聞がコミュ障とかウソだろう?
あすにゃーは森塚が好きなんですね。FBI時代サイコメトリー能力を恐れられ孤独だったあすなにフレンドリーに接してくれた森塚。しかし…親愛なる森塚はニゴロ事件で死亡。しかも何故かガモタン以外のアストラル体はあすにゃーには見えない様子。もう森塚と話すことはできないのか…あすにゃーカワイソス…。
第二の“コトリバコ”を阻止せよ!
13話で西園梨々花を追うと言っていたサライが西園を調べた結果。予言の書である同人誌の新作が出ていることが発覚。その内容はアルビノの少年が廃工場でたくさんの少年を解体し…蹂躙する…。というもの。ひえええ…。
ま た 相 模 少 年 か 。
この同人誌の描写は、相模がまた人を殺して箱詰めにすることを予見していると推測したサライは同人から日付を割り出しガモタンたちと現場に向かう。一方で実優羽は自宅で親友のちぃちゃんが殺されたのは自分の責任だと自らを責め続ける。
そばで優しく励まし続ける桐子の声はみゅうポムに届かない。そんな彼女を立ち直らせたのは意外な人物の言葉だった。「クスクス」「なんて感動的なシーン」「虫酸が走るわ。」みゅうポムの部屋に突然現れた西園梨々花はいきなり毒を吐く。
こえ~梨々花ってこういう性格なのか。なかなかのイジワル姉さんですなあ。悪態をついてみゅうポムを立ち直らせようとしているようにも取れるけど。今夜コトリバコの惨劇が再び繰り返される事をわざわざ教えに来た西園。梨々花から場所を聞き出しみゅうポムと桐子も廃工場へ向かう。
「新世界システムの完成はもうすぐだ!!!」狂喜する相模少年
▲少女を生きたまま解体しようとするアルビノの相模。
肉体のない電磁気となってしまったみゅうポムに相模は止められなかったものの、あすなの協力で警察官を連れてきたガモタンとサライ。ギリギリのところで解体されそうになっていた少女たちを助けることに成功する。
相模のセリフから新しい事実がわかりました。相模は遊びで人殺しをやっていたのではなく“第2世代”を使って、アストラル体を作る実験をやっていたようです。(第一世代はニゴロ事件で殺されたガモタンたち256人。森塚曰くゼロ世代は日下部吉柳。)
人間が普通に死んでもガモタンたちのような自由行動できる幽霊(アストラル体)にはならない。死後アストラル体になるには十分な量のスカンジウムを定着させないといけない。ガモタンたちは貴重な成功例。ちいちゃんはアストラル体になりそこねた失敗例だと吐き捨てる相模、許すまじ。
少年は捕まったものの「新世界システムの完成はもうすぐだ!!!」とヒャッハーする狂ったアルビノ野郎。相模のバックにいる“連中”が実行しようとしている“新世界システム”って、アストラル体だけの社会を作っちまおうぜ!っていうイカれた計画なんですかね。アストラル体が永遠の命だとしたらもろくて不自由な肉体もないし、一見色々な問題を解決できそうではありますが…。
ところで、生きている人間にはアストラル体は見えないのに相模にはみゅうポム達幽霊の姿が全員見えていた。いったいどういうことでしょうか?
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