マンガ『オカルティック・ナイン』13話感想です。13話は【good!アフタヌーン 2016年11号】収録分です。
13話 ネタバレなし感想
▲鬼崎あすな。
アニメ・オカルティクナインOP映像より引用 © Project OC9/Chiyo st.inc
10人目のメインキャラクター、鬼崎あすな(きざき あすな)登場回です!原作ライトノベル(2巻)やアニメ5話時点では登場していないためマンガが最速のデビューとなります。顔見せ回しょっぱなから、いきなりあすなが全裸になって読者サービスしてました。
あれ?俺オカルティクナインを読んでるんだよな?ToLOVEるじゃないよな?と扉絵を見返しちゃいました。13話はすでにマンガ版独自の新展開を迎えてますが、オリジナル展開になったと途端に飛ばしてきたなw
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以下ネタバレ注意 前回までのあらすじ
知らぬ間にニゴロ事件で殺され幽霊(アストラル体)になったため自暴自棄になった我聞悠太だが、ガモタンの友達、りょーたすは生きていた!
彼女を守るためにも、もう逃げないと決意したガモタン。教授殺害事件、ニゴロ事件、コトリバコ、全ての事件を解決するためにサライと共に行動を開始する。
“CODE”完全解読
CODEは橋上教授が隠していた、ニゴロ事件の犠牲者リストでしたが、犠牲者名末尾についてた意味不明なアルファベットが謎のままでした。【○○○EEQTUWI】というヤツですね。答えは西園梨々花の同人誌【昏い水の底】に隠されていた。
同人誌に描かれた車のナンバープレート。これをボーコードで変換すると【EEQTUWI】となる。サライ曰くこの数字はニゴロ事件の犠牲者に割り振られた犠牲者番号のようなものだったんだろうと推測。黒幕にしてみればモルモット番号ですね。((((;゚Д゚))))
【EEQTUWI】に関してはフタを開け見ればなんてことないですな。ヤバいのは西園梨々花?【昏い水の底】は橋上事件、ニゴロ事件、コトリバコを予言し、なおかつ橋上教授が暗号化して隠していたリストの意味まで知っていたということになる。
事件の全容や黒幕の正体を知っているかもしれないので「俺は全力で西園を追うぞ!」というサライ。うーん、梨々花のオカルト能力は確かに恐ろしいです。ですが彼女自身はあくまで夢で予知した内容をマンガにする人ってだけで犯人側ではない…と思いますねえ。かといって桐子のような正義感のあるいい人にも見えませんが。
八福神の会と我聞悠太の父
カフェで事件の話をしていたガモタンとサライの下に訪れた森塚刑事。モリヅカ曰く、事故で亡くなったガモタンの父は【八福神の会】というスピリチュアルセミナーのカリスマ講師だった。【八福神の会】は病院から見放された患者の心を癒やす組織。
そして後に暴走しカルト宗教化した【八福神の会】はニゴロ事件に関係しているという。サライの父の教授といい我聞父といい、親父2人は真実の鍵を握っているのは間違いなさそう。趣味でラジオ放送をしていた我聞父。
死んだら「幽霊DJになってラジオから呼びかけてやるからな!」と生前息子のガモタンに語っていた彼ですが今のところスカイセンサーから父の声が聞こえたことはないのですが…実は父もアストラル体になっていて今後登場する機会があったりするのでしょうか?
“サイコメトラー捜査官”鬼崎あすな(きざき あすな)
ニゴロ事件を始めとする不可解な一連の事件解決のために来日した元FBIの鬼崎あすな。彼女は物や人に触れることでぞの残留思念(記憶)を読み取るオカルト能力を持つ。遺体安置所で森塚の遺体からサイコメトリーした結果彼女が見たのは…恐ろしい事件のビジョン。
▲あすなが読み取ったニゴロ事件の記憶。ゾンビのような人々が怖い!!
あすなによれば、256人は何の感情も抱かず機械的に池に入り自殺したという…。これはつまり洗脳ですよね。“連中”が何らかの手段でガモタンたちを含む256人の自我を喪失させて自ら池に飛び込むように行動をコントロールした。
森塚に事件解決の協力者になるという、あすなを紹介されたガモタンは彼女がいるニゴロ事件の遺体安置所に向かうが、何故かあすながいる脱衣所に紛れ込んでしまう。なんというラッキースケベ体質…。
ヤバイヤバイ紛れ込んでしまったどうしよう。と言いつつ…どうせ僕死んでるから見つからないか、と堂々と脱衣所を出ていこうとするガモタンだったが…。
▲あすなに発見されるHENTAIガモタン。
このシーンいきなりの裸に眼を奪われがちですが、生きているあすなにガモタンが見えているのは変ですねえ…。あすなは、サイコメトリーという怪しげなオカルト能力やその無表情な顔つきからミステリアスなクールキャラという第一印象でしたが、この反応は普通の可愛い女の子っぽい?新ヒロインに期待が高まります!
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