【STEINS;GATE 0】レスキネンEND 感想・解説「私秘鏡裏のスティグマ」

シュタインズ・ゲートゼロの『BAD END』(レスキネンEND)感想・解説記事です。おそらく初めに辿り着く人が多いエンディングではないでしょうか。

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【レスキネンEND】ネタバレなし感想 

どうすんのこれ?救いようないじゃないか!!!という感じ。最悪オブ最悪な結末です。もともと暗いシュタインズ・ゲートゼロのお話に更なる追い打ちをかけてきます。

 

岡部も真帆もまゆりもかがりも相当酷い目にあってしまいます。特に真帆がどうしようもなく可哀想で辛い….。

 

レスキネン絡みの本筋から逸れますが、女ゴリラ鈴羽と謎の女ライダースーツとの格闘戦はど迫力でかなり見応えがあります。

 

アマデウス紅莉栖だけがこのルートの救いかな。アマデウス紅莉栖はギャグパートで真帆先輩や岡部との絡みで笑わせてくれて、更にシリアスパートでは絶望の底にいた真帆にとって頼もしい希望の光になりました。

 

アニメのシュタゲゼロではバッドエンドはやらないはずなので、絶望ENDだけど読み応えのあるレスキネンルートはゲームだけのシナリオなので未プレイの方は是非遊んで欲しいです。

以下ネタバレのため注意してください。

ネタバレ【BAD END(レスキネンEND)】はどんな話?

レスキネンルートの本筋はレスキネンのもう一つの顔が明らかにされ、彼の思惑に巻き込まれて苦悩する真帆、岡部がメインで描かれてます。

 

話の時系列は7月7日の七夕がメイン。永劫回帰のパンドラで事件に巻き込まれた真帆とレスキネン教授が岡部たちと別れアメリカに帰国してから半年後の話です。

 

ヴィクトルコンドリア大学の研究室でレスキネンとレイエスの岡部に関する密談を盗み聞きしてしまった真帆はレスキネンに脳を弄くられてしまう。

 

真帆たんが脳を魔改造されたという時点で、取り返しが付かない感がすごくてもう絶望感ハンパないわけですが…。

 

再来日したレスキネンは岡部からタイムマシンに関する情報を引き出すため洗脳した真帆を岡部に仕向ける。

レスキネンEND「私秘鏡裏のスティグマ」ストーリー解説

シュタインズ・ゲートゼロのストーリーは、複数のキャラの視点で交互に描かれるので多少ごちゃごちゃいしてますが。ここでは、

  • アマデウス紅莉栖のコメディーパート
  • 鈴羽とレスキネン配下のライダースーツのバトル
  • レスキネン教授の正体
  • 真帆がアマデウス紅莉栖とライダースーツの力を借りて反撃するラスト

について触れていきます。

アマデウス“紅莉栖”はお茶目

2015-12-27-132829バッドエンドで重苦しいシナリオの中、“紅莉栖”が癒しです。研究室ではレスキネンと一緒になって真帆をからかうことが多い様子。

 

いつも頭の中に色恋妄想が渦巻いている『スイーツ(笑)』の“紅莉栖”オカリンとの仲を煽る。

 

 

カマをかけられ、オカリンに取ってもらった『モナー』のぬいぐるみを抱いて寝ていることを暴露させられる真帆。顔を真っ赤にして怒ってたそうですwちょっと“紅莉栖”は真帆先輩で遊びすぎ。すこしは自重しろ。 いいぞもっとやれぃ!!!

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【テスター】になって半年経過。かなり仲が良くなったオカリンと“紅莉栖”。だいぶ口が悪くなってきました。初対面の時はあんなに上品だったのに。最初、助手と全然キャラが違っててショックだったけど、やっぱり助手は助手だった。

 

まだ岡部の友達を紹介してもらってないと文句を言う“紅莉栖”。手始めにダルから紹介するか?とからかう

岡部「あいつなら相当お前に食い付くはずだ」

 

確 か に 。“美少女AI”の存在をダルに教えようものなら18禁なセリフを言わようとするのは確定的に明らか。そして“紅莉栖”に罵倒されて喜ぶダルの姿が浮かぶ。

 

アマデウス“紅莉栖”「HENTAIが恐い(震え声」

と本気で怯え出す“紅莉栖”には笑いました。

 

ダルに24時間監視されるのは絶対嫌だが、オカリンの風呂やら寝ている姿やらを含めて24時間監視するのは、まんざらでもないらしい。この『HENTAI』助手ときたら………。僕も24時間監視して下さい!11!

 

どうも“紅莉栖”はオリジナルの紅莉栖とは微妙に性格が違っていてイタズラっぽいというか、茶目っ気が強い印象がありますね。それもまたカワイイので良し。

 

アマデウス“紅莉栖”についてはこちらでも書いてます。

全裸の鈴羽とライダースーツの激しいバトル

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全裸の鈴羽と黒いライダースーツ(かがり)が夜のラボで、緩急のある格闘戦を展開します。シュタゲはリアル路線なので戦闘もガチの殺し合いといった描き方で迫力がありました。

 

シュタインズ・ゲート到達を阻止しようとするライダースーツ(椎名かがり)はラボを監視していた。かがりは人がいなくなった時間を見計らってラボで落としたまゆりママからもらった「うーぱのキーホルダー」を探しに来る。

シャワーを浴びていた鈴羽はかがりの気配を感じ、かがりを挑発。かがりを拘束したい鈴羽VSうーぱを取り戻したいかがりの激しい戦いが始まります。見どころは

 

■鈴羽のターン

空砲の拳銃を投げる+追撃で飛び蹴り→かがりの肋骨が折れるくらいぶっ飛ばされる。

 

■かがりのターン

飛び蹴りで倒れた後の起き上がりカウンター・ナイフ攻撃!腹を割かれそうになった鈴羽はブチギレ。

 

■鈴羽のターン

距離を取った鈴羽は、“うーぱ”をかがりに向かって、そっと放り投げる。大事なうーぱをキャッチしようと両手を差し出すかがり。そのスキを狙って突進+渾身の右ブローを腹に叩き込む!

 

■鈴羽のターン

思い切り腹パンをかました鈴羽はそのままヘルメットごとかがりの頭を床に叩き付ける!

そのまま馬乗りになって拘束。背後から右腕を後ろにねじり上げ、首もギリギリと締め上げる。

 

■かがりのターン

鈴羽に首を閉められたかがりは

「鈴羽おねえちゃん…痛い…苦しい…」

と演技をして力を緩めた鈴羽の拘束を解く。タイミング悪く帰って来たダルを盾にして逃亡。

 

 

…..と、かなり鈴羽が一方的に押してましたね。殺す気で戦ってたかがりに対して殺すつもりはない鈴羽とハンデがあったのに鈴羽がずっと優位でしたし。

 

ゼロの鈴羽は女ゴリラ。第三次世界大戦で相当修羅場くぐってるせいか強すぎますね。

 

でもテキストと止め絵ではこのシーンの持つ面白さが伝わりきらないです。ぜひゼロのアニメで見たい。前作のアニメで鈴羽がラウンダーを瞬殺するシーンはスピーディーでカッコ良かったですし。

 

ただ鈴羽がシャワー上がりで、何も身につけてないんですよね。そこは映像化する場合は下着姿などに改変されるかもしれません。残念!

 

鈴羽と戦ったライダースーツこと椎名かがりについては別の記事で取り上げています。

 レスキネンの正体

レスキネン教授は悪ぶってても善人である狂気のマッドサイエンティスト()『鳳凰院凶真』よりよっぽどマッドサイエンティストしてます。

 

自分の意のままに操るために脳に『施術』をされた真帆。【リーディング・シュタイナー】研究のため脳をいじくられたフブキ。エグい…。

 

今まで尊敬していた教授の裏切りに落胆と嫌悪と激しい怒りを露にする岡部。レスキネンが岡部に親身になってくれたのは岡部が隠していたタイムマシン関係の情報を引き出すためだった。

 

レスキネンの裏の顔。それは【ストラトフォー】という組織のエージェントで、世界中に軍事機密などの情報を売買すること。核兵器と同じでタイムマシンは抑止力として世界中の国に必要だと思っていると話す。

2015-12-27-160049また、

 

マシンとセットで【リーディング・シュタイナー】保有者の脳の情報を世界各国に売る気だという。これから岡部の記憶データをコピーした上で、拷問にかけてタイムマシンの情報を全て吐かせるというレスキネン。

岡部「地獄に…堕ちろ…!!!」

と凄んだ岡部が睨みつけるがレスキネンはそんな顔しても誰も来ないと涼しい顔で受け流す。

 

岡部は2025年まで死なないことが確定してるので、拷問され続けずっと苦痛を味わうことになるという….。

 

ちょっとシナリオライターさんオカリンを酷い目にあわせすぎじゃないですかね?

アマデウス紅莉栖「あなたは、必ず自分で立ち上がる人だから」

上の真帆を励ます“紅莉栖”のセリフが好きです。真帆が岡部から“情報”を引き出し『ストラトフォー』に渡したため、アキバの街はタイムマシンを奪い合う連中が集結。“第三次世界大戦”が始まりつつあった。

 

自分がしてしまった事の罪の重さに心を苛まれる真帆。諸悪の根源は、助手である真帆の脳をいじくって洗脳した外道レスキネンであって真帆たんは何も悪くない!

 

岡部を助ける方法を教えて欲しいと“紅莉栖”に懇願する真帆。喜んで協力したいという“紅莉栖”。

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だが『Amadeus』アプリには隠し機能があって、“紅莉栖”と真帆のやりとりはバッチリ盗み聞きされてるという、だから真帆に協力すると最悪ストラトフォーに“紅莉栖”は抹消されるかもしれない。“紅莉栖”を心配する真帆だが、

 

「私はただのデータですよ?」と笑顔で返す。データだって消えるのは怖いはず『Amadeus』には感情があるのだから。

 

このアマデウス紅莉栖の発言は

「β世界線に行きなさい!」

と前作で自分を犠牲にしてまゆりを助けるよう岡部を説得したシーンと重なります。

 

牧瀬紅莉栖はあまりにも潔い。世界を塗り替えてしまう論文を書き上げる頭脳と、大切な人のためなら自分の身を投げ出す事もいとわない高潔さを持つ紅莉栖は完璧な存在。

 

死んだ事で神格化に拍車がかかったかもしれない。一方で紅莉栖の天才性に対して妬みや劣等感といった負の感情に翻弄されながらも

 

それに抗い「いつかきっと紅莉栖を追い越してやる!」と固く決意する等身大の存在。人間・比屋定真帆。そんな真帆たんに共感を覚えます。

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“紅莉栖”が岡部の監禁場所を探り当てた!まゆりを失って涙に暮れるかがりに発破を掛ける真帆。

 

最狂戦士の協力を取り付けた真帆は戦端が開かれたアキバを駆ける!ここで流れるBGM『Messenger』がシビれる。無条件に燃えます。

▼戦慄と哀愁漂う『Messenger-メインテーマ-』はサントラに収録されています。

岡部は助け出されたが、ラジ館のタイムマシンは爆破され、“紅莉栖”は破棄され、かがりはストラトフォーを道連れに死亡。真帆は失踪。鈴羽とまゆりも行方不明。

 

全てを諦めるオカリン。失意のままエンディングを迎えます。清々しいくらいにクソッタレな終わり方ですね。『私秘鏡裏のスティグマ』のレビューでした。

コメント

  1. DFGNEXT より:

    改めてシュタゲゼロの公式資料集を読んで、公式サイドは先にソリチュードルートに行くようにシステム調整をしていたけど、ほとんどのプレイヤーがこのスティグマの方に最初にたどり着いたと聞いて「意図してはいなかったのですが」と言っていたのが印象的でした(これに関してはモリミヤさんもシナリオチャートの方で言及してましたよね)。

    いや、でも、大抵のプレイヤーがアマデウス紅莉栖とのドキドキのコミュニケーションタイムを望んでゲヘナに飛び込んだと思います。自分はオートマトンに行ったのですが、そのあとは(オートマトンの例の描写の影響もあり)こっちに来てしまいました……。無視を意識したらこっちへ来たから逆にしたらバッドエンドとか想定外ですよ、ホントにw
    アマデウス紅莉栖との会話はこのバッドエンドルートが(話しまくってるおかげで関係が深いので)特に面白いのがまた罪作りな気もします

  2. モリミヤ より:

    アマデウス紅莉栖との会話シーンは面白いですよね。
    ただ、アマデウスはゼロのキーとなるアイテムなのに意外とアマクリの出番が少ないんですよね。

    任意で会話できるパターンも少ないですし。この辺非常に物足りないので、アニメでガンガン出番増やしてくれると嬉しいなあと思ってた所です。

  3. DFGNEXT より:

    アニメでは(前話で鈴羽のミスもあってかがりが行方不明になってましたし、ある種の挽回?)
    シャワーに行くことすら囮という鈴羽の戦士としての戦闘慣れ感も描写されていたと思いました。

    戦闘経緯は簡略化されていましたが、スピーディーで見ごたえありました。
    ルート混ぜている都合もあってスティグマの時と違ってスーツの人物をかがりとは認識できていないことを利用した、
    かがり素顔晒しもあってより恐怖感が増した感じもあった気がします

    やっぱり全裸は見れませんでしたが(笑)

    あとアニメ同話の滅茶苦茶流暢に話すレスキネン教授に爆笑
    いや、まあ、あのパートは英語パートってことはわかりますけど(ゲーム版でもレイエス教授との会話では流暢でしたしw)

    • モリミヤ より:

      14話面白かったですね。シャワーでの鼻歌はすっかり騙されました。「β鈴羽もリラックスタイムでは母みたいに可愛い声で歌うのか。かわいいな」なんて呑気に見てましたが。かがりを出し抜いた鈴羽カッコいいですわ。全裸は流石に放送できなかったのでしょう(笑)

      なんで、オカリンおじさんはできるのに行動しないんだよ!って憤ってる鈴羽のシーンが良かったです。行動力のない僕にも刺さるセリフです(笑)

      鈴羽が未来の“教授”を思い出すシーンも燃える。シュタゲゼロは鈴羽の心情にも尺が取られてて
      主人公の一人だとさえ思いますね。真帆もそうですし、まゆりもそのうち主人公化するでしょう。

      レスキネンおじさんは愛すべき面白外人さんでいてほしかったのですが、やはり原作通りとなりそうですね。