『オカルティック・ナイン』の【コミック版】2巻を読んだので感想を書きます。いや~オカンの怖いこと怖いこと。このゾクゾクして予想だにしない展開はまさにオカルティックというべきか。
この記事の目次
【ネタバレなし】感想
マンガ2巻すごいです。ストーリー展開で驚く箇所が3つありました。これ読んだらオカルティックナイン面白えええ!!!ってなると思うので是非ご一読ください。
待ち受ける3つの衝撃展開
衝撃①→ダイイングメッセージの意味にビビる。
衝撃②→狂気!真っ白な狂気ィ!!!「うわああああああああ!!!!」
衝撃③→サライ「俺たちは傍観者じゃあないんだよ!!!」
→ ぼく「 ( ゚ д ゚) 」
原作を追い越した!サクサク進むシナリオ。
マンガが特徴的なのは、テンポよく話が展開され最新の原作ライトノベル2巻を追い越しちゃったことです。9月発売予定だった3巻が延期して続きが読みたい!とお嘆きのあなたにもオススメですよ。
りょーたすが天使
ダークな展開が続く中、無邪気なりょーたすが癒やしです。「うるとらCーーーっ!!」はかわいいw あとりょーたすはアホの子ってだけじゃなくて包容力もあると思いました。そりゃガモタンも、あのシーンで我慢できまくなりますわ。(変な意味ではなくw)
!?
包容力がある…言い換えれば母性に溢れてる。つまり…りょーたすはオカン!りょーたすは「オカルティク・ナイン」!!!(これ言いたいだけ)
それとですね…前々からりょーたすは何か隠してそうで怪しいとは書いてますが、彼女が黒幕だとか(妄想)そういうハートブレイクな展開はカンベンしてもらいたいです…(切実)
▲アニメだとやり過ぎに見えるムネもマンガだとわりと常識的な大きいメロンに見えます。
【以下ネタバレ】漫画『Occultic;Nine』02あらすじ
頭皮ごと髪の毛をむしり取られて (lll゚Д゚) ヒィィィィ 殺害された橋上教授の死の真相を探るために、何者かによって荒らされた教授の書斎へと向かう息子のサライとガモタン。ガモタンはサライも知らない教授から抜き取った“金歯鍵”の鍵穴を探すがそれらしき鍵穴は見つからない。
途方にくれて床に寝転がると、彼の視線の先には規則的に穴が空いた天井が見えた。「答えはアンタの目に映ってるでしょ?」突然ラジオから話しかけてきたゾン子のヒントをきっかけにして、天井の穴と教授のダイイングメッセージ“CODE”の関係性に気がつくガモタンだったが、解読されたCODEに記されていたのは恐るべき“リスト”だった
“CODE”の正体!
書斎の天井には規則的な穴が無数に空いていた。有孔ボードと呼ばれる学校の音楽室で見かけるアレです。この穴、あちこちの穴がパテで埋められていた。これを不審に思ったガモタンはこの天井こそがCODEでドットへと暗号化された文字ではないか?という仮説を思いつく。
ゾン子が急かす。「“もうすぐこの部屋にサライの母親が来る”。」「夫を殺されて他人を警戒してる彼女に気づかれる前にコードを記録しろ!」と。んん?おかしいぞ。なぜゾン子は間もなく母親が書斎にやってくることを知ってるんだ?
橋上教授が殺された現場にガモタンが居合せた時と同じ。あと○分でここに人がやってくるから早く金歯鍵を抜いて立ち去れ!と言っていた。あと○秒!って正確にカウントダウンまでしてた。やはりゾン子は未来を知っているんだろうか?
話が飛びましたが、ガモタンの仮説を元にサライが調べた結果。天井には【ボー・コード】と言われる0と1を組み合わせが隠されていた。穴が0でパテ埋めが1っすね。(具体的には5ケタの0と1の組み合わせにアルファベットが対応するフォーマット。例:00011は「A」。11001は「B」)
このアルファベットで記されていたのは人の名前だった!そう…【ニゴロ事件】で死亡した256人の名前だ!!!
だがサライでもわからないことがあった。犠牲者の名前の末尾についてた10ケタの意味不明なアルファベットだ。「○○○EEQTUWI」前3桁はQ、R、P、Eなどの組み合わせで変動する。いずれしてもロクな意味じゃないのは察しがつくw
真っ白な狂気
グロテスクな展開に注意です…。オカンのせいで僕の中でチヨスタ作品の“箱”はエゲつないものばかりという認識が植え付けられますた…。カオスチャイルドも怖いし、シュタゲ0の箱もヤバい組織同士の無限の争いを引き起こすので違う意味で危険。
それでオカンの箱ですが、「ことりば」というメールを最後に残して失踪したミュウポムの親友ちぃちゃんは、おそらくは真っ白な髪と肌のアルビノの少年に殺されて歪な形をした【コトリバコ】に脳みそを詰め込まれた…という世にも恐ろしいトラウマエピソードでした。
ひたすら狂気的で怖いわ!!!殺した後に箱に詰め込むまでの過程を想像すると吐きそうになるよ!!!ちいちゃんが殺されて悲しいとかじゃなくて、とにかくガクブル。これはアニメの放送時間24時になるよね(# ゚Д゚)!!!!
おそらくアニメではボカしたり一瞬だけチラ見せにするとかで、自主規制すると思いますけど。ちいちゃんの残骸を見てしまったみゅうポムはショックで失神。恐怖で固まる主人公()ガモタン。ここで突然、ゆるふわJKりょーたすが豹変!
「私がみゅうポムを病院に運ぶ。アンタはすぐ家に帰りなさい」「いいから言ったとおりにしなさい!! ぽやぽやしないで!!!」
“ぽやぽや”はりょーたすの専売特許だろ!っていうか誰だお前ーーーー!? 突然勇ましくなったりょーたす。ゾン子っぽい口調になりましたが…ゾン子の中の人はりょーたすだったのでしょうか?
▲りょーたす=ゾン子?謎は深まるばかり。それにしてもりょーたすカワイすぎか!
僕達はとっくに事件の渦中にいた
犠牲者リストの解読作業をやらせてくれ!とサライに頼んだガモタンは報道されたニゴロ事件の犠牲者の名前と解読した犠牲者の名前の照合作業を行っていた。そこには「我聞悠太」の名前があった!!!
驚いたガモタンだが、現に自分はこうして生きているし何かの間違いだろと目を逸らす。だがサライから呼び出しを食らって恐れていた事態から真正面と向き合わざるを得なくなる。サライが口にしたのは死亡宣告。
サライ「俺たちはニゴロ事件で 既に死んでいる」
( ゚ д ゚)
この展開には絶句しました……。そうです解読した“リスト”には皆の名前が記されていた。ガモタンだけじゃない。サライも桐子も亞里亞も森塚も西園梨々花も。そしておそらく、みゅうポムも。りょーたすも?
何言ってんだお前!僕はこうして生きてるだろ!と反論するガモタンだが、よくよく考えると周囲の人間に自分が認識されていないという事に気がついてしまう。つまりガモタンたちは自分でも気が付かないうちに井の頭公園の池にダイブを仕向けられ殺された。そしていつのまにか幽霊になっていた。
サライ曰く幽霊は科学的には電磁気。生前の記憶を持った帯電微粒子の集合体。ただ、肉体がない状態で電磁気が何に定着して個人のデータを保っているかは謎とのこと。
おいおいおい!!!まさかオカルティックな9人とも全滅なの?(日下部とりょーたすは不明ですが)主人公含む主要キャラのほとんどが死んじゃったよ!!ゲームならBADENDでゲームオーバーです!
まさかのミナゴロシ展開…。オカン続きどーすんのこれ?サライと桐子は鉄のメンタルで「事件を追う!」って言ってるけど、ここから、どうやったらハッピーエンドに持っていけるんでしょうか?
おまけ:続きの11話について。
▲コミック02の続き。11話より。
コミック03が待ち遠してくて続きを雑誌で読みましたが、これは02とは違った意味で驚きの展開です。シュタゲをはじめとした科学ADVシリーズが好きな方は思わずニヤっとする展開だと思いますのでマンガ3巻が出る前に読んでみたらいかがでしょうか?
あと、ついに登場する日下部さんがマジかっけーっす。主人公かな?っていう男前っぷりだった。11話は下記のgood!アフタヌーン 2016年9号に収録されてます。
コミカライズ独自展開に世界線が分岐完了(12話より)
今後はアニメとは異なるシナリオが展開されるとマンガの構成の花林さんがツイートされてました。今後はネタバレに怯えず気軽にマンガ読めますねw
今月は多忙につき、オカン掲載号のお知らせをし損ねてしまいました。お恥ずかしい限り。
漫画版オカルティック・ナイン、9/7発売号に掲載された第12話で、世界線の分岐は完了しております^^
今後はアニメとは異なる展開を進みますので、アニメ待機の皆様も安心してお手に取っていただければ!— 花林ソラ (@on_karinsora) 2016年9月26日
▼11話の記事はこちら。
▼単行本3巻は1月6日オンセールです。
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