シュタインズゲートゼロの資料集『Amadeus’Script』に目を通したので、軽くご紹介したいと思います。
この記事の目次
『Amadeus’Script』かんたんレビュー
CHAPTER 1 【STORY】54ページ分
『STEINS;GATE 0』のシナリオガイドです。0は視点となるキャラが頻繁に入れ替わって物語が描かれていますが、各シナリオのトピックがどのキャラクター視点なのかと、トピックごとのダイバージェンスについて表記があります。
CHAPTER 2 【CHARACTER】58ページ分
10人のラボメン他、総勢19人の詳細なキャラクター設定について解説する項です。イベントCG以外の立ち絵が全て掲載してあります。ゲーム本編では見えない立ち絵のひざ下あたりまで眺めることができます。真帆たんや紅莉栖や鈴羽の肢体を上から下までねめまわすように見ることができますw 本編で使われていない白衣の岡部の立ち絵も載ってました。
また、その人物について表面をなぞっただけでは気が付かないような突っ込んで洞察したコラムがありフェイリスの解説には目からウロコでした。その他キャラごとの活躍シーンについての記事もアリ。
CHAPTER 3【VISUAL】64ページ分
イベントCGと背景CGが大き目に紙面を割いて載ってます。本項の最後の189ページにでかでかと載っているビルに突き刺さった謎の巨大物体(たぶんタイムマシン)のCGが掲載されていますが、これは何だったんでしょうか?他のCGと違ってCGタイトルはありません。
本編の後半に出てくる重大な1シーンなのですが、そのシーンの後に何か説明があるわけではないんですよね。これについて言及されるのはアニメ版なのでしょうか?
ビルに突き刺さった巨大物体XのイメージCG。※“紅莉栖”のARは本編には未登場です。
巨大物体の正体は“SA4D”
5月13日にチヨスタスタッフによるツイキャスの情報番組『しくらふざい』で質問してみたのですが、『ANONYMOUS;CODE-アノニマスコード-』で明らかになりますよとの事でした。気になってGoogle先生で調べてみたら、アレは“SA4D”という『ANONYMOUS;CODE』に登場する人工衛星だとわかりました。下の動画の0:54秒からチラっと写ってます。
アノニマス:コードは科学シリーズじゃないけどシュタゲと地続きの世界であることを臭わせる様な仕掛けですが果たして?
チヨスタ新作ゲーム『アノニマスコード』についてはこちらで記事にしました。
CHAPTER4【WORLD】(各種攻略情報&ワールドガイド)40ページ分
本誌の見どころです。シナリオ攻略チャート、RINE会話の全ログ、アマデウス“紅莉栖”との任意会話ログ、トロフィーリスト、)と世界観を読み解くための資料が載っています。“紅莉栖”の名言といえば「はいはい メリクリメリクリ」
だと思いますが、プレイヤーから“紅莉栖”に電話をかけて聞く事ができるセリフが少ないながらいくつか存在します。
【永劫回帰のパンドラ】にて
また210ページ~217ページに記載されている【『STEINS;GATE』World&STORY】では、なんと前作『STEINS;GATE』の全ストーリガイドと、キーワード解説、更に『TRUE END』至るための攻略方法についても記されています。この項はだいぶ読み応えがありますね。
また、シュタインズゲート、だーりん、フェノグラム、0を含んだ全世界線の出来事の変動率を表にした【ダイバージェンス・マトリックス】は圧巻。0のシナリオをこの表で追いかるのが楽しかったです。
CHAPTER 5【 EXTRA】32ページ分
けっこう疑問点が多い『STEINS;GATE 0』のQ&Aが20個、0の開発秘話について。イベントCGの絵コンテ、サブタイトル(存在証明のオートマトンなどのシナリオタイトルのことね)の意味についても載っています。
これは公式見解ではないもののサブタイを読み解くには数学や科学、ニーチェの知識も求められてしまう難解な副題について独自の解釈コラムとなっており、思いもしなかったがことが書いてあり驚きました。ちなみに、
『Amadeus’Script』まとめ
書店で手に取った思ったのは分厚すぎwということ。内容が濃いのでじっくり時間をかけて読み解きたいシュタインズゲート・マニアックスというべき豪華資料本でした。
ファンなら買いです。無印シュタゲ公式資料集の倍以上のページ数で272ページ。ざっと見ましたがゼロの店舗予約特典のイラストやファミ通用書き下ろしイラストが乗っているのも嬉しいですね。
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