「SSSS.GRIDMAN」1話を視聴した感想記事です。大人から子供までみんな安心して楽しめるヒーローものでした!
SSSS.GRIDMAN 1話「覚・醒」あらすじとネタバレ感想
1話 あらすじ(ネタバレ)
ある日、目覚めた裕太は記憶喪失になっていた。鏡で自分の顔を見ても自分が何者か思い出せず混乱する。そこへ裕太を呼ぶ声が響き、導かれるまま声の方へ進んでいくと年季の入った古いパソコンが語りかけてきた。
そのジャンク品の画面が輝き、声の主が現れる。それはハイパーワールドから使命を帯びてやってきたハイパーエージェント、グリッドマン!
公式サイトより
あらすじを僕の言葉で書いてみますと、
クラスメイトの立花(りっか)の家の前で倒れていた、記憶喪失の少年・裕太は、ジャンクPCのモニターから話しかけてくる謎のハイパーエージェント・グリッドマンに
「思い出してくれ!君の使命を!」
という啓治を受ける。
時を同じくして謎めいた人物の負の感情の影響で作り出され、突如として出現し街を蹂躙する超・絶・巨大怪獣!
謎のグリッドマンに導かれるままパソコンの中に光となって消えた裕太は怪獣を倒すためグリッドマンとの融合を果たす!
とまあこんな感じです。
ネタバレ感想
古き良きウルトラヒーローを現代風のアニメ絵で描いた物凄い王道の怪獣アニメです!
タイトルになっているグリッドマンが
「私はハイパーエージェント・グリッドマン!」
って2回言ってたのはギャグみたいで笑いました。
良かった点
■温かみのある絵と自然体のゆるいキャラクター
日常シーンの小物やキャラクターの線がやわらかい感じで癒し系です。絵は万人向けというか人を選ばない感じです。
怪獣と戦うウルトラヒーロー系なので、熱血ロボアニメのノリかと思いきやキャラはあまりテンションが高い系ではなくてゆるい系でした。
アニメにありがちな味付けの濃い過剰演技ではなく自然体なキャラ作りと演技が好きですね。
主人公の裕太もメガネの内海君もクラスメイトの立花ちゃんも“そこらへんにいそうな”感がでてます。
■メタル感のあるグリッドマンの勇壮なビジュアル。
グリッドマンってウルトラマン系だけど外見はメカメカしくて直線でカッチりしてるので日常描写の温かくてやわらかい感じと上手く対比されていて戦闘シーンと日常それぞれのビジュアルが際立っていて良いです。
線の多いグリッドマンが細かくぬるぬる動くのは見応えがありますし、怪獣にトドメを指した後の爆煙の後ろに立つグリッドマンのバックショットが美しいです。
ユニコーガンダムのサイコフレームのような発光するラインが体中に走っているのはありがちですが映えるデザインです。
日常もバトルシーンも絵は劇場版クオリティではないでしょうか?お金かけてますよこれ。記念すべき1話なだけに気合が入った画作りがされていると感じました。
残念だった点
■良くも悪くも超王道なのでひねりがない。
「SSSS.GRIDMAN」はめちゃめちゃ安心して見られる子供にも見せたいウルトラヒーローアニメという感じです。
最初は苦戦するけど怪獣の弱点を見つけて逆転する展開や、クラスメイトのメガネと立花の力を借りてみんなで頑張って怪獣をやっつけるのも真っ直ぐでアツい流れ。
弱点が見つかった途端にOPテーマが流れて大逆転シーンを演出するのも大好きな展開です。
▼OPテーマ「UNION」を用いたPV
話をみた限りではそういった定番展開がこの作品の良さではあるのですが、完全に鉄板シナリオで成立した1話で意外性がなかったですね。
怪獣の火炎弾で燃やされた学校が戻っているのはなんで?という引きで終わった1話でしたが、第二話のサブタイルが「修・復」になっているので、おそらく
- グリッドマン
- 不思議そうな紫の髪の女の子(新条さん
- 黒いスーツの怪しい男
あたりが学校修復に絡んでるんだろうな、となんとなく想像がついたので、そこまで2話が気になるという引きではなかったです。
グリッドマンと怪獣のバトルで破壊された街や犠牲者もさらっと復活させて後味が悪くないようにするのかもしれませんね。
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