4月公開のSF実写映画『いぬやしき』の【アニメ版】を見た感想

2018年4月20日に木梨憲武主演のSFヒーロー映画『いぬやしき』が全国公開されます。

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『いぬやしき』とは?

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概要

『GANTZ』で有名な「奥浩哉」氏がイブニングで連載したSFヒーロー漫画。アニメ版も2017年10月より「ノイタミナ」ほかで1クール放送されました。

主人公は58歳サラリーマンの「犬屋敷 壱郎(いぬやしきいちろう」で日本のマンガとしては異色の高齢設定。

犬屋敷は家族や会社からぞんざいに扱われており、人生に疲れたかわいそうなおじさん。犬屋敷は58歳の設定ですが深いシワが刻まれた顔をしており外見は80歳くらいに見えます。

あらすじ

疲れ果てたサラリーマン犬屋敷 壱郎は念願の一戸建てを購入するも家族にはあまり喜んでもらない上、胃ガンで余命3ヶ月を宣告され絶望に打ちひしがれる。

愛犬との散歩中に謎の閃光と爆発に包まれた犬屋敷は驚愕の事態に遭遇する。

実写映画

公開情報

タイトル:『いぬやしき』

公開日:2018年4月20日(金)より全国公開

監督:佐藤信介

出演:木梨憲武、佐藤健、本郷奏多、二階堂ふみ、三吉彩花

原作:奥浩哉

配給 :東宝

「アニメ版」全11話を全話見た感想

『いぬやしき』一言でいうと、悪意に満ちた現代社会を舞台に描かれる心優しいコンピューターおじさんの人間の証明!

という感じです。以下で少し詳しく書いていきます。

以下、ややネタバレ

■主人公の犬屋敷は優しすぎるヒーロー

宇宙人の事故に巻き込まれ死んだ犬屋敷は地球を破壊できるレベルの武装サイボーグとして生まれ変わる。犬屋敷は気弱で心優しい性格のおじさんで「人の命を救う事で自分が生きている実感を持てる」という仏様みたいな価値観を持った人。まさに真のヒーロー。

犬屋敷が「鮫島」という暴力団の男と対峙するシーンで、「あんたみたいな人間がいることが許せない!」って本気で怒ってるシーンは本当に格好いい。

■未熟な精神に相応しくない力を持ったヒール

ライバルは犬屋敷と同じ力を手に入れた高校生の獅子神(ししがみ)。彼はその強大な力を好き放題に使い始めます。獅子神がやっかいなのは「人の死を見た時に自分の生を実感できる」という主人公と真逆の価値観を持っている所。

まあ、ジョジョ4部の吉良吉影など殺人衝動があるヒールにはよくある設定です。

獅子神も決して悪いヤツじゃないんですけど、悲しいかなまだ若く心が未成熟なのに絶大なパワーを手に入れてしまったことが彼の悲劇だと思います。大きな力にはそれをコントロールする器が必要なんですよ。

■吐き気を催す邪悪なモブ!

主人公の犬屋敷や獅子神が敵対するモブキャラが恐ろしく邪悪です。ホームレスのおじさんを大勢で私刑にかける学生とか、サラリーマンをサンドバックにしようとするチンピラなど。

こんな凶暴な若者もそうそういないでしょ、という誇張ぶり。

■ショッキング注意!過激なシーンが多い!!

かなりショッングな描写が多い作品です。悪役の獅子神が平気で殺人をするシーンが多く見るのがキツかったです。登場人物の絵柄がリアルな劇画タッチで現実世界を舞台にしているので、事故のシーンや死亡シーンが生々しい…。

アニメはキャストの皆さん演技がとても上手く悲鳴がリアルすぎて、きっついです。

また上記でも取り上げた「鮫島」というキャラのせいでドラッグのシーンや性暴力のシーンもあってかなりエグいことになってました。