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留美穂の叶えた願い『STEINS;GATE』 Chapter7 レビュー

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Chapter7 の感想です。【アニメ版】17話に当たります。Chapter7をプレイ後、または17話を視聴後ににお読み下さい。

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“IBN5100”を手に入れた世界線に戻れ!

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鈴羽との思い出を犠牲にしたことで、13日の金曜の夜…まゆりの死の収束は
起こらなかった。まゆりは無事に過ごす事ができた…!
Mr.ブラウンの家にあった橋田鈴(鈴羽)の仏壇に手を合わせ涙する岡部。

 

「ありがとう……鈴羽。お前のおかげで、まゆりは死なずに済んだ。」
ブラウンを世話した恩人・橋田鈴は1975年に戻った鈴羽だった。
元々ブラウンの家は鈴羽の持ち物で、彼女がタイムマシンで過去に持ち込んだ

 

愛用品のMTB(マウンテンバイク)は静かに家の前に置かれていた…。
「ダイバージェンスの数値が1%を超えた時、君は『β世界線』にたどり着いた事
になる。そうすれば椎名まゆりを助けられるんだ。」鈴羽はこう言っていた。

 

13日は無事だったものの、メーターの数値は依然として『0%台』
つまり1%に達していない以上、まゆりの『死の収束』はまた起こるのでは?
という疑念が払いきれない岡部。だが…助かる可能性もあるかもしれにない。

 

わずかな希望的観測を持ちつつも、いつでもタイムリープできるようにマシン
をセッティングして備える……。8月14日20時。夜の帳を破り、またもラウンダーに襲撃されるラボ。

 

岡部は未来ガジェット・『モアッドスネーク』で水蒸気を噴射!視界は真っ白になる。かなり視界が悪いにも関わらず、銃弾は当然のように、まゆりに命中
命を落としてしまう。岡部も頭を撃たれ重傷を負い、紅莉栖とダルが泣き叫ぶ。

 

ふたたび地獄を見た岡部は過去に跳び、紅莉栖に相談する。助手曰く、
「岡部は一度『IBN5100』を手に入れていたのだから、その世界線にまた行く事が
できれば、自然と手元に戻ってくるはず。」とアドバイスする。

 

そのためには過去が大きく変わってしまった3、4通のDメールを取り消す必要が
ある。フェイリス、ルカ子、萌郁が送ったものと。岡部がロトシックスの当たり
番号を自分宛てに送ったものだ。まずは直近のフェイリスのDメールから。岡部を心配する紅莉栖。絶対に…死なないでのセリフが良かったです。泣ける。

フェイリスの依頼

雷ネットの大会の決勝で敵チーム・ヴァイラルアタッカーズの姑息な妨害工作
のために負けたフェイリス。岡部はそんな彼女にDメールの内容を聞き出そうとするが、世界線が変わっているため、Dメール送信の事実が“なかったことになり”何も
覚えていないフェイリス。

 

過去の改変後も改変前の記憶を持てるのは『リーディング・シュタイナー』の
能力を持っている岡部だけだ。ここでフェイリスが口を開く。
「今日の試合、勝てれば思い出すかもしれないニャ」
「敵チームの妨害を防ぐためにタイムマシンを使わせて欲しいニャ!」

 

と懇願される岡部。フェイリスは小悪魔的な女子だ。
何だか騙されているような気がしてならない岡部。しかし他に手はない。
やむなくフェイリスの話に乗り、決勝が始まる前にタイムリープ。

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試合前のフェイリスに妨害対策アイテムを渡す手はずだ。しかし数時間前の
フェイリスは、キモイにゃ!」言ってまともに話を聞かない。さっきと言ってる
ことが全然違っててひどいw


取りつくシマがないフェイリスだったが、必死の説得で何とかアイテムを
受け取ってもらった岡部。果たしてフェイリスを優勝させる事はできるだろうか?

 

いや、勝ってもらわないと困る。フェイリスの依頼を果たしてDメールの内容を
思い出してもらなわないと、まゆりを助けられない。

『ランニャウェイ!』

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ヴァイラルアタッカーズの妨害に合いながらも、逆転優勝を収めたフェイリス。
妨害対策の耳栓が役立ったのだ。嬉しくてオカリンに飛びつくフェイリス。
動揺する岡部。それより早くDメールの内容を思い出して欲しいと頼む。
しかし………“勝てたら思い出す”というのはフェイリスの『ハッタリ』だった。

 

フェイリスの特殊能力。“シェシャーブレイク”は相手の心理を洞察する読心術だ。
かけられた相手は死ぬ。「凶真が嘘を言ってないのはわかるし、Dメールを送った事も信じるニャ!」「だけど…思い出したくても思い出せニャい…」とフェイリス。そんな話をしていたら、負けて逆恨みしたヴァイラルアタッカーズに取り囲まれる。

 

2人はラーメン屋の倉庫に逃げ込んだ。その場所は前の世界線でフェイリスが出店したメイクイーン+ニャン2のあった場所だった。ここで岡部と話しているうちに、前の世界線の記憶を思い出すフェイリス。

 

岡部やダルは常連だったこと。まゆりと一緒に働いていた事。送ったDメールも。
過去改変によって前の世界線の記憶は自動的に書き換えられるが、実は…誰にでも微かに記憶が残っていて、デジャブや夢の形を取って思い出す事がある……と
紅莉栖が言ってました。

 

執拗なヴァイラルアタッカーズ。2人が倉庫から出た所で、また取り囲まれる。
ここにきて、厨二で乗り切ろうとするオカリンがカッコいい。
「ぐあああああ!右腕が…!お前達…早く…早く…逃げろ…でないと     
「……俺は…もう…殺したくないんだあああ!!」

岡部の奮闘むなしく、ボコボコにされてしまうが、フェイリスの父が車で乗り付けフェイリスと岡部は救出された。

留美穂の叶えた願い

フェイリスパパに気に入られた岡部はフェイリス宅に泊めてもらう事に。
彼の話によると一度、IBN5100は橋田鈴からフェイリスパパに託されていた。
もっとも現在は手放してしまったそうだが。それでも目頭が熱くなる岡部。

 

「鈴羽が…!あいつが手に入れてくれていた…!」
尾行取消のDメールで世界線が変わり、鈴羽との思い出が消えましたが、
彼女は使命を果たせていたんですね。決して無意味な人生ではなかった。
満足して亡くなったのならば、思い出は消えたけど良い選択だったなと思う。

 

別室で休む岡部。「入ってもいい?」とフェイリス。いつもと様子が違う。
ニャンニャン語がない普通の話し方だ。フェイリスの仮面を取り、留美穂から
語られる真実。

 

彼女がDメールで叶えたのは飛行機事故で亡くなった父親を生き返らせること
だった。10年前に父親のケータイに送った文面はこうだ。
「娘を誘拐した、身代金を持って新幹線で来い」
このメールで父親を飛行に乗せないように誘導したのだ。

 

つまりこのDメールを取り消すということは、生き返った父親を再殺するという事。
取消のDメールを送った瞬間にフェイリスパパは消滅する。まゆりを助ける
ためとは言え、友人の父親を奪う決断などできない岡部……。

 

岡部は『狂気のマッドサイエンティストなどではない。一介の優しい青年だ。
他に別の方法があるかもしれない…。と言う岡部。
だが留美穂は「パパは10年前に亡くなっているのが真実…」

 

「夢を見させてくれてありがとう…凶真。」と岡部を諭す。
まゆりの命のため、岡部のために、世界線を元に戻すことを決断した留美穂。
『誘拐メールを無効化するDメール』の送信準備は整った…!

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まゆりを救うため、フェイリスの父親を犠牲する。
→「 Chapter8」へ

http://shutalog-com.check-xserver.jp/2015/12/06/post-1702/

まゆりとフェイリスパパを両方助かる方法を探す。
→フェイリスEND「分離喪失のジャメヴュ」へ

http://shutalog-com.check-xserver.jp/2016/02/13/post-4890/

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